京王多摩川駅前の新たな街づくり、2025年から賃貸住宅と福祉棟着工

京王多摩川駅前の「京王多摩川開発プロジェクト」とは

京王相模原線の京王多摩川駅前で、新たな開発プロジェクトが始動します。しっかりとした計画のもと、2025年5月から「(仮称)京王多摩川開発プロジェクト」が着工され、賃貸住宅や福祉棟の建設が行われる予定です。このプロジェクトは、地域に根ざしたさまざまな活動を通じて、京王多摩川エリアをより住みやすく魅力的な場所に進化させるものです。

プロジェクトの概要

京王多摩川駅から徒歩1分という好立地に位置するこの開発は、約2.8haの敷地に3つの建物、賃貸住宅や分譲住宅、商業施設、保育園、福祉施設などを含む多様な用途が計画されています。「住み継がれる、暮らし継がれる街」という理念のもと、ただの開発にとどまらず、10年後20年後もその魅力が向上し続けるまちづくりを目指しています。

街に潤いをもたらす取り組み

本開発では、京王グループのリビタが共同企画パートナーとして加わり、住まいづくりからまちづくりまでを横断的に企画・推進します。さらに、スマイルズがまちづくりパートナーとして参加し、小売、飲食、イベント運営など地域に根ざした事業者と共に、地域の人々に愛される空間の創出に取り組みます。

賃貸住宅・福祉棟についての詳細

特に注目されるのが、「B棟」と呼ばれる賃貸住宅・福祉棟の計画です。このビルの3階から10階には214戸の賃貸住宅が設けられるほか、1階には「京王ストア」や「京王キッズプラッツ」といった商業テナントも入居予定で、地域の人々に便利なサービスを提供します。また、2階・3階には調布市の福祉・医療施設も移転し、地域に貢献する役割を果たします。

未来に向けた活動の予定

このプロジェクトは、地域の人々と共に街を育てるというコンセプトのもと、2024年度にはまちの未来を考えるワークショップや、小学生とのアイディア出しイベントが計画されています。2025年6月以降からは、高架下を活用したイベントも開催予定で、地域の方々が気軽に訪れることのできる居場所を提供していきます。