未来の都市を見据えた新たなまちづくりの議論が始まる
未来の都市を見据えた新たなまちづくりの議論が始まる
国土交通省が主催する「都市の個性の確立と質や価値の向上に関する懇談会」が近づいてきました。この懇談会は、現代の都市再生について深く考察する場として、これからのまちづくりにおける新たな方向性を探るための重要な機会です。
懇談会の背景
令和6年11月に設置されたこの懇談会は、座長に明治大学の野澤千絵教授を迎え、都市再生の新しいアプローチを求める声に応える形で動き始めました。都市の質や価値を向上させることは、住民の生活環境をより良くし、持続可能な社会を築くために欠かせない要素です。
第5回懇談会の概要
令和7年の2月28日(金)、懇談会の第5回が開催されます。時間は午前9時30分から12時までの予定で、場所は中央合同庁舎3号館6階の都市局局議室にて行われます。
予定されている議題
1. 中長期的に質や価値の向上を目指すまちづくりについて
2. ゲスト委員によるプレゼンテーション
- 吉江 俊(早稲田大学リサーチイノベーションセンター研究員講師)
- 横山 友之(株式会社立飛ストラテジーラボ戦略企画本部本部長)
- 橋本 崇(小田急電鉄まちづくり事業本部エリア事業創造部課長)
これらの議題は、今後の都市再生における突破口を見出すヒントとなることでしょう。プレゼンターたちが提案する具体的な事例や視点は、参加者にとって有意義な情報源となるはずです。
参加について
この懇談会は非公開ですが、報道関係者向けに冒頭部分の傍聴とカメラ撮影が認められています。興味のある方は、当日午前9時10分までに名刺を持参して参加することが求められています。
また、懇談会終了後には資料や議事概要も公開される予定ですので、参加できない方でもオンラインでの情報収集が可能です。
最後に
「都市の個性の確立と質や価値の向上に関する懇談会」は、未来のまちづくりに向けた重要なステップです。この機会を通じて、東京都の都市再生の方向性が大きく変わるかもしれません。今後の動向にも注目が集まります。