エム・ジェイホーム、ITANDI 賃貸管理による賃貸申込の電子化
滋賀県で賃貸物件を約6,000戸管理するエム・ジェイホームが、テクノロジー企業のイタンジ株式会社と提携し、電子入居申込の受付を開始しました。この新サービス「ITANDI 賃貸管理」により、従来の紙ベースの手続きからデジタルへと移行し、賃貸申込のプロセスをスムーズに行えるよう支援します。
電子化の背景
2022年に施行された宅地建物取引業法の改正により、賃貸契約の重要事項説明を非対面で行えるようになりました。また、書類の電子交付も可能になったため、賃貸借契約が完全に電子化されることが期待されています。この背景を受けて、エム・ジェイホームは「ITANDI 賃貸管理」を導入することで、業務の効率化を図り、増加する電子化の需要に応えました。
ITANDI 賃貸管理の特徴と効果
「ITANDI 賃貸管理」を通じて、入居希望者はWeb上で簡単に申込情報を入力し、必要な手続きを進めることができます。これにより、申込から審査までの流れがシンプル化され、仲介会社や保証会社との連携もスムーズになります。特に、仲介会社での利用率が94.5%という実績を誇るこのシステムは、多くの不動産業者にとって欠かせないツールとなっています。
エム・ジェイホームでは、ITANDIによるシステムを通じて、年間100万件以上の電子入居申込に対応し、さらには88社の保証会社とも連携しています。このような仕組みを導入することにより、業務の負担を軽減し、顧客に対してより迅速かつ安全なサービスを提供することが可能になりました。
不動産テックによる業界革新
エム・ジェイホームが採用した「ITANDI 賃貸管理」は、不動産業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する重要な一歩です。テクノロジーによる業務の見直しと効率化は、今後ますます重要になってくるでしょう。不動産業界のさまざまな課題を解決するこのようなサービスは、賃貸業務だけでなく、売買、管理など多岐にわたります。
今後の展望
エム・ジェイホームは、業務のデジタル化を進めることで、入居希望者や不動産業者に安全で利便性の高いサービスの提供を目指します。また、ITANDIのサービスがもたらす利便性により、入居者と業者の信頼関係を強化し、スムーズな不動産取引が可能になることが期待されます。
エム・ジェイホームは、不動産業界の未来に向けた革新を続け、テクノロジーを用いて多様なニーズに応える柔軟なサービスを展開していく方針を示しています。皆さんもぜひその利便性を体験してみてはいかがでしょうか。