DXYZ、顔認証IDプラットフォーム「FreeiD」を大和ハウスの賃貸住宅に導入
DXYZ(ディクシーズ)株式会社は、大和ハウス工業の賃貸住宅ブランドに革新的な顔認証技術「FreeiD」を導入することを発表しました。この新たな試みは、2026年1月から利用可能となります。「ロイヤルパークス」と「ロイジェントパークス」に適用され、住居者にとって便利で安全な住環境の提供を目指しています。
導入の背景と目的
大和ハウス工業は「D-ROOM」という賃貸住宅ブランドを持ち、日本全国で展開しています。このブランドは、安全性・快適性に重点をおき、IoT技術や先進的な設備を積極的に採用しています。さらに、「FreeiD」による顔認証機能の導入は、住居者の利便性を高め、新たな価値を提供する一環です。
顔認証システムにより、鍵を持たなくても入室が可能になり、セキュリティも強化されます。住居者は「顔ダケで完結する新しい暮らし」を実現できるのです。これはただの設備導入に留まらず、生活の質そのものを向上させる革新的な提案です。
「FreeiD」による利便性
「FreeiD」は、顔認証を利用して鍵や財布、IDを統合するプラットフォームです。これにより、住居者は一度の顔登録で入退室や決済、本人確認をスムーズに行うことが可能になります。集合住宅向けには、エントランスから各住戸の扉まで、「顔ダケ」で利用できるオール顔認証マンションが展開されています。
このシステムは2025年の時点で271棟に導入され、今後もその数は増加する見込みです。DXYZの周到な計画により、住居者は鍵を持ち歩く必要がなくなり、より自由な生活が実現されます。
導入物件の概要
これまでに大和ハウス工業の低層賃貸住宅には全国で50棟以上の「FreeiD」が導入されています。今回新たに「ロイヤルパークス」シリーズや「ロイジェントパークス」シリーズにも導入されることが決まり、多くの地域に展開されていきます。具体的には、宮城県には「ロイヤルパークス仙台青葉」が2026年1月に完成予定であり、東京都内にも新たな物件が計画されています。
未来の住環境
DXYZと大和ハウス工業は、この「FreeiD」の導入を通じて、「顔ダケで暮らせる街づくり」を目指し、さらなる展望を抱いています。今後、さまざまなアセットとの統合を進め、より快適な住環境の実現に向けて邁進します。
「FreeiD」は、ただの技術革新ではなく、私たちの暮らし方そのものを変える可能性を秘めています。