企業の生成AI活用を実現する新会社、AIスマートワークが始動

AIスマートワークの新たな取り組み

東京・品川区に本社を置くAIスマートワーク株式会社（AIS）が、生成AI技術を活用した企業支援事業を開始しました。AI導入のコンサルティングや人材支援など多岐にわたるサービスを通じて、日本の生産性向上と業務改革を図ります。

AISとは何か？

AISは、コクー株式会社とエクサウィザーズの共同出資により設立された「AI活用の総合パートナー」です。この会社は、企業が抱える生成AI活用における課題を解決し、高度な業務自動化を実現するための様々なサポートを提供します。

生成AI活用支援サービスの特徴

AISが提供するサービスは、以下の要素で構成されています。
1. AXデザイナー: 業務プロセスを深く理解し、AIを用いた変革を導く専門家による支援。
2. AIパートナー: AI導入の際に常駐支援を提供します。
3. BPaaS (Business Process as a Service): AIを活用した業務プロセスをそのままサービスとして提供し、企業を煩雑な作業から解放します。
4. AI研修: AIツールを実用的に使いこなすための教育プログラムを展開します。
5. 生成AIツールの提供: 高いセキュリティと機能性を兼ね備えた生成AIツールを顧客のニーズに合わせて提供します。

AISの目指す未来

日本国内では、2035年までに1,775万時間の労働力が不足すると予測されています。AISは、この深刻な人手不足と生成AI人財の不足という社会問題に立ち向かいます。具体的には、地方の中小企業が生成AIを活用できるよう支援し、日本の経済全体におけるAIの恩恵を広めていくことを目指しています。

代表取締役のメッセージ

AISの代表、田部井正氏は「AIで、はたらくを、もっと豊かに。」を企業理念に掲げ、AIが持つ力を企業に活かすため、様々なサポートを行っていくことに力を入れています。彼は、AIの導入が進まない理由として「使いこなせていない」という問題に言及し、AISがその解決策を提供する会社であることを強調。また、AIを「使いこなせない」をゼロにする社会を目指す姿勢を示しました。