インドネシアにおけるIT業務革新：IIJ Global SolutionsがDRESS CODEを導入

導入の経緯

Dress Code株式会社が提供する管理プラットフォーム「DRESS CODE」が、インドネシアのPT. IIJ Global Solutions Indonesiaに導入されました。これにより、同社の人事やIT資産管理業務を大幅に高度化し、効率的な運用を実現することを目的としています。

IIJ GS Indonesiaは、2015年の設立以来、多岐にわたるITサービスを提供してきました。その中には、セキュリティサービスやシステムインテグレーション、運用管理サービスが含まれます。最近では、インターネット接続サービスを提供するプラットフォームとしてStarlinkが認定されたことが注目されています。

インドネシアの労働人口の急激な増加や賃金の上昇が進む中、業務管理における複雑さも増しています。特に情報管理の分野では、属人的な運用や異なる管理ルールがみられ、見えにくくなった情報の管理が課題とされていました。そこで、DRESS CODEが持つ統合的な管理アプローチに注目されたのです。

DRESS CODE導入の目的

DRESS CODE導入の主な目的は、人的資本とIT資産の統合管理による業務効率化とガバナンスの強化です。DRESS CODEは人事情報とIT資産情報を統合し、各部門のデータベースを一元管理します。これにより、情報の再入力や確認作業が削減され、業務のスムーズな引き継ぎが実現します。

さらに、DRESS CODEはシャドーITや管理外デバイスの可視化を行います。これは、非正規のソフトウェアや機器の利用状況を正確に把握することで、重大なセキュリティリスクを減少させるものです。企業全体のセキュリティ体制の強化にも寄与します。

最後に、コスト最適化と戦略的なIT投資の判断がDRESS CODEによって可能になります。これにより、利用していないライセンスや余剰デバイスを特定し、無駄な経費を削減することができます。

IIJ GS Indonesiaのビジョン

IIJ GS IndonesiaのPresident Directorである延廣得雄氏は、インドネシア経済の著しい発展について語っています。労働力人口は増加の一途を辿り、IT需要が急速に増大している中で、DRESS CODEによって業務効率や情報管理の重要性がさらに高まっていることを示しました。DRESS CODEの導入は、業務の効率化だけでなく情報管理の透明性向上にもつながると信じています。

DRESS CODEとは

DRESS CODEは、人と業務に関する摩擦を解消するワークフォースマネジメントプラットフォームです。異なる部門間での業務ツールやプロセスの違いによる非効率を解消し、持続可能な業務運営を目指します。現在は「HR Force」「IT Force」「GA Force」の3シリーズを展開し、今後はさらなる機能の追加を計画しています。これにより、日本のみならず、インドネシアやタイ、ベトナムにおいても広がる可能性があります。