地域間交流の強化
2025-11-17 10:09:59

ニアショアIT協会が地域間交流を強化するオンライン会議を実施

地域間のつながりを深めるニアショアIT協会のオンライン交流会



一般社団法人ニアショアIT協会(理事長:荒河 信一)は、会員交流委員会の主導のもと、地域ごとのオンライン交流会を実施しました。第1回目は2025年5月15日に北海道・東北地区で、次いで7月18日に南九州地区、10月8日には中部地区でそれぞれ行われました。

主旨と目的



このオンライン交流会の主な目的は、会員企業間の横のつながりを構築し、協会との接点を強化することです。また、参加企業が抱える課題やニーズを共有し、仲間との協力体制を築くための重要な場となっています。会員交流委員会は、年間を通じて全国7エリアでの開催を計画しており、まずは北海道・東北地区の企業が参加しました。

各地区の交流会の成果



北海道・東北地区

5月の交流会には11社の正会員のうち5社が参加しました。
参加企業は自社の特色や強みを紹介し、地域内での相互理解を深めることができました。この会では、ニアショア案件に対する期待感が高まるとともに、具体的な案件紹介もありました。また、協会の活動報告やノーコード・ローコードツールを活用した新人教育の可能性についても話し合われ、今後の連携への期待が寄せられました。

南九州地区

7月には南九州地区の交流会が行われ、29社の会員企業の中から9社が参加しました。新規参加者を含むネットワーク形成が進んだことが大きな成果です。交流会では、要員・案件情報共有システムが紹介され、会員からの具体的な参画イメージも提示されました。地域間での協力の必要性が強調される一方で、共通の課題も確認し合う場となりました。

中部地区

10月の中部地区の交流会では、「地域連携による成長と協会の活用」がテーマでした。各会員企業による自社紹介に加えて、意見交換も行われました。特に、次世代の案件情報共有システムに対する具体的な改善要望が出され、協会が機能強化を進める方向性が確認されました。また生成AIやセキュリティに関するオンラインセミナーの導入を通じて、AI活用の実践的学びの場提供の要望が寄せられました。

未来への展望



会員交流委員会は今後、参加企業からの声をもとに、得意技術の「見える化」や若手育成のための案件設計、単価の適正化などの施策を進めていく予定です。次回は近畿・中国・四国地区での交流会も計画されており、教育委員会からの新しい取り組みも取り入れた活動が期待されています。

中小企業のもつ地域資源や技術力を生かし、協会が持つプラットフォームを通じて、地方発の新たなビジネスチャンスを生み出すことが可能になるでしょう。このような活動を通じて、ニアショアIT協会は地域間の連携強化と共に、より多くの企業とのつながりを深めていくことを目指しています。


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