Holoeyes、資金調達成功
2025-06-03 09:38:59

医療の未来を切り開く! Holoeyesが2.3億円を調達し海外展開へ

Holoeyesが資金調達を実施



医療機器ソフトウェアベンチャーであるHoloeyes株式会社が、シリーズBエクステンションにて約2.3億円を調達したことを発表しました。今回の資金調達は、東京都港区に本社を置くHoloeyesが、医療用画像処理ソフトウェア「Holoeyes MD」などのプロダクトやサービスの社会実装を加速するために実施されたものです。

出資元には、株式会社帝京ナレッジ・イニシアティブ、株式会社ワコム、さらには医師等の個人投資家も名を連ねています。これによりHoloeyesは、次のような重点領域において事業を拡大するでしょう。

  • - 診療報酬加算対象製品の開発に向けた人材投資
  • - 医療機関との連携強化を通じた社会実装の推進
  • - 事業会社との協業によるエンタープライズ事業の推進
  • - 中東を含む海外市場での展開加速

さらに、Holoeyesは帝京大学発ベンチャーとしての認定も取得し、多様な企業とのコラボレーションを推進していく方針です。

CEOのコメント



同社の代表取締役である杉本真樹氏は、「投資家の皆様への感謝を述べるとともに、当社の取り組みにご理解とご協力をいただいている関係者の皆様にも深く感謝申し上げます」とコメントしています。

Holoeyesは、空間コンピューティング技術を基盤とした医療ソフトウェアの開発を進めてきました。医用画像情報を直感的に理解しやすい3Dモデルとして可視化することで、医療現場での意思決定支援と情報共有の質を向上させています。

今後、同社は国内の医療機関との連携を強化し、国際市場でのビジネス展開を進めます。また、製薬や医療機器、教育分野の企業との協業を通じて、エンタープライズ領域においても新しい価値創出に取り組む予定です。

医療の最適化に向けて



Holoeyesのミッションは、「医用画像と医療知見を空間的に再現・共有し、医療の最適化を実現する」ことです。設立は2016年で、メインプロダクトである「Holoeyes MD」は、2020年に医療機器認証を取得以降、多くの医療機関での臨床実績を重ねています。現在では、外科系医師や歯科医師をはじめとする医療従事者、さらには医療機器企業や教育機関など、広範な分野で利用されています。

最後に



Holoeyesは、医療現場に蓄積された暗黙知を可視化し、形式知として活用可能な形に変換することを目指しています。この取り組みを通じて医療の効率化と最適化を図り、医療従事者の働き方改革への貢献を果たすことを目指しています。今後も現場に根ざした技術開発と社会実装の推進に尽力し、質の高い医療の実現に向けて努力を続ける方針です。


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