後世に繋ぐ酒造り
2026-02-10 11:56:48

大阪万博の先進エネルギーが北海道の酒蔵に新たな息吹を注ぐ

大阪万博の先進エネルギーが北海道の酒蔵に新たな息吹を注ぐ



EUREKA株式会社は、140年以上の歴史を持つ北海道最古の酒造、小林酒造において、日本初の「万博レガシー継承型」再生可能エネルギーシステムを導入しました。このシステムは、大阪万博で使用された中規模蓄電池システム(約200kWh)を再利用したもので、2026年4月の本格稼働を目指しています。

プロジェクトの背景


大規模な国際イベントである大阪万博では、環境への配慮が重視されました。そこで、EUREKAは万博の蓄電池システムを、小林酒造の新蔵「八番蔵」に移設し、サステナブルな未来を実現する取り組みを進めています。このプロジェクトは、伝統産業に新しい息吹をもたらすことを目的としており、万博の感動を地域に持ち帰るという重要な意義を持っています。

導入システムの特長


1. サステナビリティの実現


この蓄電池は、国際的な脱炭素基準をクリアした高性能を誇ります。万博から日本の伝統産業へリユースすることで、地域経済への還流を実現し、環境負荷を軽減します。

2. 積雪地特有の課題への対策


北海道特有の厳しい気候に対応するため、カナメ社製の「カナメソーラールーフ」が採用されました。これにより、冬場の落雪をスムーズにし、日射を有効に利用できるため、無駄なくエネルギーを生み出せます。

3. エネルギー自給自足


新システムでは、55kWの太陽光パネルと100kWの最大出力を持つ蓄電池を採用し、約200kWhの蓄電能力があります。このエネルギーを酒造工程に利用することで、コスト削減だけでなく、カーボンニュートラルな影響も期待できます。

4. 防災機能の強化


北海道では大規模な停電が経験されていますが、この蓄電システムは重要なバックアップ電源としても機能します。特に、厳密な温度管理が求められる「麹室」に優先供給されることで、安定した酒造りを支える仕組みが整っています。

代表者のメッセージ


小林酒造の代表である小林米三郎氏は、今回のプロジェクトは自然との共生を重視し、酒造りに最先端のクリーンエネルギーを取り入れる意義を強調しています。また、専務の小林米秋氏は、伝統と革新が融合する新しい酒造の形を目指すと語っています。

EUREKAのCEO、ジョン・ヘラルド・チョング氏は、このプロジェクトが単なる設備の移設ではなく、万博の持つ志を受け継ぐ重要な決断であると述べています。国際社会の思いを北海道の伝統産業に結びつけ、新たなエネルギーの未来を模索しています。

今後の展望


この取り組みは循環型ソリューションの先駆けであり、今後の日本におけるエネルギーシフトの軸となることが期待されています。EUREKAは、持続可能な電源供給のモデルを全国に広げ、地域産業を支えるさらなる努力を続けていく所存です。

このように、大阪万博の技術が北海道の酒造業に息吹を与え、サステナブルな未来を切り開く。この革新が、日本全国に広まる日を楽しみにしています。


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