早稲田×JR東海のデータ教育
2025-12-25 10:22:18

東京・早稲田大学とJR東海が連携したデータビジネス教育の新潮流

東京・早稲田大学とJR東海が連携したデータビジネス教育の新潮流



2025年度秋学期より、早稲田大学とJR東海が手を組み、データマーケティングに基づく新たな価値創出のための産学連携プログラムを開始します。この取り組みは、JR東海グループの商業施設の売上データを活用し、学生たちが実践的なビジネススキルを磨く絶好の機会となるでしょう。

プログラムの概要


この講義「データビジネスクリエーションβ」では、早稲田大学の学生がJR東海の商業施設における非個人特定型の統計データ(売上や来館者数など)を用いて課題の抽出と新規事業提案に取り組みます。データサイエンスとビジネス戦略の知識を活かし、学生たちは実際の社会のデータを操りながら、理論と実務の結びつきを学びます。

具体的な講義内容


この講義は2025年11月24日から2026年1月26日までの約2か月間にわたり行われます。まずは、JR東海グループの事業内容やデータ分析手法についてのレクチャーが行われ、その後、学生たちは実際に売上データを解析し、ビジネスで求められる仮説の設定や課題の発見に向かうことになります。

講義の終盤には、JR東海の社員に対して新規事業の提案の場が設けられ、学生たちが考案したアイデアを直接フィードバックとして受けることも計画されています。これにより、学生たちは単に知識を学ぶだけでなく、切実なビジネス課題と向き合う力を鍛えることが期待されます。

期待される効果


JR東海はこのプログラムを通じて、次世代を担う人材との共創によるイノベーションの創出を見込んでいます。産学連携の深化を図りつつ、学生による新たな提案が実際の事業にどう結実するのか、両者の関係性が今後のビジネスシーンにどのように影響を与えるのか非常に興味深いところです。

この取り組みは単なる教育プログラムを超え、学生と社会との架け橋となるでしょう。早稲田大学とJR東海の連携によるデータビジネス教育は、東京の大学教育の中でも注目の施策となることは間違いありません。

今後の進展から目が離せないこのプロジェクト、私たちも応援していきたいと思います。早稲田大学の公式ホームページで最新情報も随時更新されていくことでしょう。大学教育が社会とのつながりを深めながら進化していく、その一端がここに見えることでしょう。


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