JPYCを駆使した新たな金融革新
GustoDevelopment株式会社は、日本円に連動するステーブルコイン「JPYC」を活用した分散型金融(DeFi)のアプリケーション及び決済アプリケーションの開発支援を本格スタートすることを発表しました。この新サービスは、従来のWebサービスやECサイトへのステーブルコイン決済導入の支援に加え、JPYCを基盤とした独自のサービスの構築までを含むワンストップサポートを提供します。
背景と目的
近年、暗号資産やブロックチェーン技術の実装が進む中、価格の安定性が求められる「ステーブルコイン」の活用が注目されています。特に、日本国内ではJPYCが法律に則った形で普及が進んでおり、ECサイトの決済やデジタルギフト、Web3サービスにおいて、需要が急増しています。しかし、多くの事業者はこのステーブルコインを「決済手段」としてしか導入しておらず、その本来の潜在能力を引き出すことができていないのが現状です。これまで金融サービスを構築するには専門的な知見と技術的な壁が存在しましたが、GustoDevelopmentはその問題を解消すべく、JPYCを用いた新たなアプリケーション開発の支援を開始しました。
サービス概要
GustoDevelopmentでは、以下のような多岐にわたるサービスをワンストップで提供し、JPYCを活用することで、個々のビジネスモデルに最適なアプリケーションの開発をサポートします。
- - DeFi・決済アプリケーション開発:ユーザーのニーズに合わせて、社内通貨システムやポイント制度、さらにはNFTマーケットプレイスの決済基盤など幅広く対応します。
- - ステーブルコイン決済導入支援:既存のECサイトや店舗にステーブルコイン決済を組み込むための開発やコンサルティングも行います。
- - SuzuPayとのパートナーシップ:セキュリティと利便性を高めるために、複数のステーブルコインに対応した決済ゲートウェイ「SuzuPay」と提携。これによりJPYCだけでなく、USDTやUSDCといったグローバルな通貨への対応が可能になります。このサポートにより、国内と訪日外国人向けのニーズ両方に適した決済ソリューションを構築できる環境が整います。
今後の展望
GustoDevelopmentは、JPYCなどのステーブルコインの活用を「単なる決済手段」から「新しい事業価値の創造」へと昇華させることを目指しています。ブロックチェーン技術と金融の連携により、次世代のアプリケーション開発をリードし、国内におけるWeb3エコシステムの発展に貢献することでしょう。
会社概要
GustoDevelopment株式会社は、栃木県に本社を据え、2022年10月に設立。AIやブロックチェーンを用いたシステム開発を中心に、人材関連サービスや新規事業開発支援も行っています。特に今後は、JPYCを基盤にした様々なサービス展開を見据えているようです。
ウェブサイト:
GustoDevelopment株式会社
お問い合わせ
本リリースに関するお問い合わせは、以下の連絡先にお願いいたします。
日本国内におけるJPYCの利活用の促進はもはや時間の問題です。今後、この新サービスがどのように市場に影響を与えるのか、注目が集まります。