バルクホールディングスの新たなリーダーシップ
株式会社バルクホールディングス(東京都港区)は、与儀大輔が専務執行役員兼COOに就任したことを発表しました。与儀氏は2024年10月に上席執行役員兼セキュリティ事業統括エグゼクティブアドバイザーとして参画し、同社の成長に尽力してきました。今回の就任によって、彼の役割はさらに拡大し、業務全般の統括を担うことになります。
与儀大輔の経歴
与儀氏は25年以上にわたり、企業のセキュリティ対策や人材育成に関する様々なプロジェクトに関与してきました。彼は日本体育大学を卒業後、横河電機株式会社に入社し、2000年より同社において情報セキュリティ事業を立ち上げました。また、国際資格CISSPの国内普及にも取り組むなど、その専門性を活かしてきました。
その後、2007年には株式会社ラックに移り、執行役員としてラックセキュリティアカデミーを創設。情報セキュリティ教育事業者連絡会(ISEPA)の設立と初代代表も務めました。2012年からは野村総合研究所グループのNRIセキュアテクノロジーズに出向し、サイバーセキュリティの強化に貢献。日本サイバー犯罪対策センター(JC3)の設立にも寄与し、その活動により2017年にはアジア・パシフィックISLA賞を受賞しました。
2020年にはグローバルセキュリティエキスパート株式会社に常務取締役として参加し、サイバーセキュリティ事業の拡大に尽力。その後、2023年に合同会社IntegrationLabを設立し、幅広い企業に対するコンサルティングを展開しています。彼はまた、NPO日本ネットワークセキュリティ協会の理事や情報セキュリティ大学院大学の客員研究員としても知られ、政府系委員会でもセキュリティ人材育成に関する委員を務めた実績があります。
与儀氏の言葉
与儀氏は就任にあたって、「これまでの経験や人脈を活かし、グループ各社の強みを引き出していくことが重要です。お客様に対して質の高いセキュリティ対策や人事育成に必要なトレーニングを提供し続けることを目指します。」と述べています。
バルクグループの未来
バルクホールディングスは2025年10月6日より、「VLCセキュリティグループ」として新たに生まれ変わります。この変革は、与儀氏の指導の下、さらなる企業成長を期待させるものです。同社はグループ各社を通じて、トータルセキュリティソリューションの提供を目指し、今後も精力的に活動していくことでしょう。
本社は東京都港区の江戸見坂森ビルに位置し、今後のビジョンと戦略に基づいたさらなる発展に期待が寄せられています。詳細はバルクホールディングスのウェブサイト(
https://www.vlcholdings.com/)でご確認ください。