詐欺防止の表彰
2025-03-25 09:43:29

特殊詐欺防止の先頭に立つ伍代夏子氏ら表彰式開催

特殊詐欺防止の先頭に立つ支援官たち


2025年3月5日、警察庁において、特殊詐欺防止に貢献した伍代夏子氏、城島茂氏、松本利夫氏の特別防犯支援官に対する表彰式が盛況のうちに行われた。この表彰式は、全国47都道府県の警察と連携して進めている「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦〜」がテーマの一環であり、特殊詐欺に関する啓発活動の一環として位置付けられている。

特別防犯支援官の役割


警察庁では2018年に、特殊詐欺の被害防止について広報啓発活動を推進するために特別防犯支援官を委嘱。これにより、特に発信力のある著名人の協力を得て、詐欺防止キャンペーンを行った。この度、特に目立った活動をした伍代夏子氏やコロッケ氏、城島茂氏、松本利夫氏が表彰された。

表彰式では、警察庁生活安全局長から表彰状が授与され、「国民の皆様が被害に遭わないための行動促進に期待しています」と述べられた。

各支援官からのメッセージ


伍代夏子氏の意気込み


伍代氏は、詐欺の手口が巧妙化していることを指摘しながら、国際電話による詐欺の増加を警告した。彼女は、国際電話の受信を停止することで被害を未然に防ぐ重要性を訴えた。「家族でサポートし合うことで、被害を減らすことができる」と強調し、啓発活動への意欲を新たにした。

城島茂氏の視点


城島氏は、SNSを利用した詐欺についての現状を説明。特に最近は、恋愛感情を利用したロマンス詐欺が増えており、「お金」というキーワードが出た際には注意が必要だと警告した。自身の母親の世代がデジタル化する中で、詐欺の危険性が高まっていることを語り、周囲と助け合う重要性を強調した。

松本利夫氏の姿勢


松本氏は、自身の信念として、特殊詐欺は許さないという強い意志を表明。最近では警察官を装った詐欺が増えており、不安を煽る手口には特に注意が必要だと呼びかけた。「詐欺の手口を学び、情報を共有することが大切」と強調し、全力で活動を続ける意気込みを語った。

表彰式の意義


この表彰式は、特殊詐欺防止への意識を高める一助となるものであり、全国民に向けた発信が重要であることを示している。特別防犯支援官たちの活動を通じて、家庭や地域でも詐欺の認識を高め、相談し合う環境を整えることで、さらなる被害抑止に繋げていくことが期待されている。彼らの活動は、今後も多くの人々に対する啓発の原動力となるだろう。


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