旅のお供スタンプノート
2025-02-26 11:05:36

和紙問屋が生んだ旅のお供「切って、旅するスタンプノート」

和紙問屋が作る新たな旅の楽しみ



東京都足立区に拠点を置く『株式会社丸庄』は、1818年に創業以来、200年以上の歴史を持つ老舗の和紙問屋です。この会社が手掛ける「切って、旅するスタンプノート」は、旅の思い出を素敵に残せるアイテムとして注目を集めています。特に今回リニューアルされたデザインは、よりシックでスタイリッシュな印象を与えています。これまでの旅の記念スタンプを集める楽しみに、一層の魅力を加えるに違いありません。

創業からの歴史と現在の取り組み



『丸庄』は、江戸時代後期に和紙問屋としてスタートし、1928年には印刷部門を設立、その後印刷業に重心をシフトしていきました。現在は、印刷にとどまらず、企画やデザイン、ウェブ制作とさまざまな分野で企業支援を行っています。地域活性化に寄与する「足立ブランド」認定企業として、地域の企業とのネットワーク構築にも力を入れています。

名刀 紙切丸の誕生



2018年、創業200周年を迎えた際に、社員たちは「あだち新製品開発講座」に参加し、紙をテーマにしたオリジナル商品開発に挑戦。その結果、名刀を模したユニークなペーパーナイフ「名刀 紙切丸」が誕生しました。これは、新聞やテレビでも取り上げられるなど、話題を呼びました。

新たに立ち上げたブランド「maru+mono(マルモノ)」の一環として、紙製品を中心に「楽しいもの、便利で良いもの」を作り出しています。

切って、旅するスタンプノートのこだわり



「切って、旅するスタンプノート」は、旅先でのスタンプ収集を楽しむために開発されました。特に旅先の駅や博物館、美術館などで見かける記念スタンプは、見るだけで楽しさを引き立てます。しかし多くの場合、押す方法や保管に困ることも。そのため、『丸庄』では、スタンプを美しく残せる専用のノートを目指しました。

このノートは絵はがきサイズで、スタンプが押しやすく映えるように、インクが滲まないよう細部にこだわった紙質と厚さを選んでいます。また、スタンプ押した後でも裏移りしない工夫がなされていて、本当に高い実用性が特徴です。

旅の思い出を形にする新たな体験



このスタンプノートは、切り離してはがきとして送ることもできるのが素晴らしいところです。自分宛に送ることで、当時の旅行の思い出を呼び起こす楽しさを味わうことができます。また、開発者の木村陽子さんは、旅好きの友人との会話からインスピレーションを得たことを明かし、使うことで友人や家族との新しいつながりを深められることを期待しています。

新鮮なアナログ体験を楽しもう



日々デジタル化が進む中で、アナログなコミュニケーションツールとしてのスタンプノートは、旅の思い出を美しく残すだけでなく、地元の人たちとの新たな交流の始まりにもつながります。旅先でスタンプを探すことで、地域の魅力に気づくことも多く、旅をより充実させるアイテムとして活用できます。

販売はオンライン限定で、自分好みにカスタマイズできるサービスも計画中とのこと。『切って、旅するスタンプノート』は、単なるアイテムではなく、新たな旅の楽しみ方を提供してくれる存在なのです。将来の旅が、ますます楽しみになること間違いなしです。


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