スイーツ甲子園優勝
2025-09-16 17:28:49

高校生が挑むスイーツ甲子園で育成調理師専門学校が栄冠を手に

第18回スイーツ甲子園、栄光の瞬間



9月15日月曜日、東京都世田谷区にある日本菓子専門学校で開催された「第18回スイーツ甲子園」の全国大会決勝。高校生たちが腕を競うこの大会の目玉とも言える、育成調理師専門学校高等課程「Éclat fière(エクラフィエール)」が見事優勝を果たしました。この大会は、地域の物産やスイーツ文化の発展を目的に主催され、参加者たちは自らの才能と創意を発揮する場として注目を集めています。

審査のテーマと課題



今年のテーマは「ウェディングケーキ」。結婚式を彩る華やかなスイーツを作り上げることが求められました。出場校は自由な発想でオリジナルレシピを考案し、全国の予選を勝ち抜いた6校が決勝の舞台に進みました。

優勝ケーキ「Gratibelle」の魅力



「Éclat fière」の制作した「Gratibelle(グラティベル)」は、クロカンブッシュを基にしたウィディングケーキ。新郎新婦を模したあめ細工や、ハート形のプレートが巧みに配置され、見る人の心をつかむビジュアルと、感謝や幸福を感じさせるコンセプトが改めて結婚式の特別さを表現しました。審査員からも「創造性と技術が融合した美しい作品」と高く評価され、栄冠を手に入れました。

受賞校と各賞の発表



優勝の「Éclat fière」に続き、準優勝には野田鎌田学園高等専修学校(千葉)の「plaisir(プレジール)」、3位には神村学園高等部(鹿児島)の「astrantia(アストランティア)」が入賞。また、企業賞も多彩に贈られました。貝印賞に輝いた「plaisir」や、ペコちゃん賞を手にした「Éclat fière」は、今後のパートナーシップが期待されます。

特典と評価



優勝チームは、エアタヒチヌイから贈られる「タヒチ研修旅行」という特典を受け取ることが決定しています。加えて、貝印賞を受賞したチームには、伊勢丹新宿本店のレストランで自らのレシピを提供できる権利も与えられ、名実ともに次世代のパティシエとしての可能性が開かれました。また、ペコちゃん賞やタリーズ賞を受賞した学校には各企業とのコラボ商品開発権が付与されるなど、受賞校にとって大きなチャンスとなります。

大会の魅力と今後の展望



このように、スイーツ甲子園は単なる競技会ではなく、高校生たちが自分たちのアイデアを具現化し、未来のあらゆる可能性を広げる場でもあります。特別審査員として名を連ねた鎧塚俊彦シェフや永井紀之シェフらも、その活躍を絶賛しました。大会の模様は、公式YouTubeチャンネルでアーカイブ配信されており、全国のスイーツファンがその魅力に触れることができます。

いま、全国の高校生たちがスイーツ技術を駆使し、次なるスイーツ甲子園での挑戦を待ち望んでいます。次回の大会にも、さらなる新しい才能が誕生することを期待しましょう。


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