新コース登場!地下河川を歩くアドベンチャー体験
東武トップツアーズ株式会社が管理する「首都圏外郭放水路」にて、2025年から新たな体験がスタートします。その名も「地下河川を歩くアドベンチャー体験コース」。この新コースでは、地下の河川やトンネルを自身の足で探検しながら、楽しみつつ防災知識を身につけることができます。
デモツアーの実施
3月26日、東京で行われたマスコミ向けデモツアーには、10社から14名のメディア関係者が参加しました。このツアーでは、すでに公開されている見学スポットに加え、初めてとなる第3立坑と地下トンネルも紹介されました。参加者たちは、この新しい体験に感動し、新たな発見を楽しみました。
また、ツアーに先立って「防災コンシェルジュ」の認定式が行われ、11名の職員がその資格を得ました。防災コンシェルジュは、案内役としてツアー参加者に防災の重要性を伝える役割を担います。
多言語対応を実現
今回のデモツアーでは、外国人観光客の参加も視野に入れ、多言語翻訳システム「VoiceOn」がテスト運用されました。日本語だけでなく、最大21ヶ国語に対応したこのサービスを利用することで、参加者は異なる言語を話す人々とのコミュニケーションが可能となります。アプリをインストールする必要がなく、スマートフォンやPCのブラウザからも簡単に使用できるのが特長です。
初回開催と今後の予定
新コースの初回開催日は2025年4月16日です。しかし、すでに予約受付は終了しているため、参加希望の方は次回の日程をお待ちください。第2回目の開催は2025年5月14日に予定されており、予約はその前月の4月14日から首都圏外郭放水路見学会のウェブサイトにて開始されます。
防災ツーリズムの推進
具体的な体験を通じて、参加者が楽しみながら防災の大切さを学ぶことを目指す「防災ツーリズム」の取り組みは、今後も続いていきます。子供から大人まで、あらゆる世代が楽しめる防災学習の場としての役割を果たします。
首都圏外郭放水路は、日本の防災インフラの重要な一部です。その仕組みや重要性を直接体感できる新しい体験が始まるこの機会を、ぜひ逃さないでください。詳細情報は、
首都圏外郭放水路見学会のウェブサイトをご確認ください。