渋谷と青山で新たなアート体験を
東京都内の医療機関で、現代アートが楽しめる新たな試みが始まりました。渋谷駅前内科・内視鏡クリニックと青山美容クリニックが、UESHIMA MUSEUMの作品を展示することになり、患者や訪問者に新しい癒しの空間を提供します。これにより、アートが持つ力を医療環境で感じる機会が増えることでしょう。
アートの力と医療空間
UESHIMA MUSEUMは、約700点もの現代アートをコレクションしていますが、その中から厳選された作品が渋谷と青山の二つのクリニックで展示されることになりました。この取り組みは、アートが医療環境において持つ多大な効果を実感してもらうために実施されています。科学的研究によると、医療施設におけるアートの展示は、不安やストレスの軽減に寄与し、痛みの感覚を和らげる効果があるとされています。
アートがもたらす心理的影響
医療現場においてアートが果たす役割は大変重要です。患者が待機している間や施術を受ける際に、周囲の視覚的刺激が心の平穏をもたらすことが証明されています。特に、緑や青といったカラーは、リラックス効果を促し、穏やかな心持ちになることを助けます。今回の展示では、自然をテーマにした作品が中心となっており、その魅力を存分に楽しむことができるでしょう。
展示作品の紹介
渋谷駅前内科・内視鏡クリニックの作品
- - 坂本和也「Respiration」2022年
- - 鈴木理策「water mirror, 17, WM-741」2018年
- - 丸山直文「水を蹴る(おのずと)」2022年
- - 石塚元太良「Gold Rush Alaska #005」2016年/2024年
- - 長井朋子「子ねこだよ」2021年
- - 近藤亜樹「They are smiling for you 12」2022年
- - 安井鷹之介「Kitakami River, summer」2021年
- - 津上みゆき「View, Shirahata, 1:45pm, 2 July 2020」2020年
- - 津上みゆき「View, a cherry tree, rain, wind, 7 July 2019」2019年
- - 清川あさみ「無題」2004年
- - 松井えり菜「ブクロの睡蓮」2024年
青山美容クリニックの作品
- - 清川あさみ「I:I」シリーズより、複数の作品(例:8月12日、1月19日、11月27日など)が展示されています。
これらの作品は、視覚的に心を落ち着ける要素を持っており、来院される方々にとっての癒やしとなることでしょう。アートが持つ力を感じながら、待合室でのひとときを楽しんでほしいと思います。
美しいアートの体験を
この特別な展示は、アートを通じて患者やその家族、医療スタッフの心身の健康向上を図ることを目指しています。訪問の際には、ぜひこれらの作品を観賞し、その深い意味を感じ取っていただければと思います。現代アートがもたらす癒やしの力を、皆さまに実感していただけることを願ってやみません。
お問い合わせ
展示に関する詳細やお問い合わせは、UESHIMA MUSEUM事務局(
[email protected])までご連絡ください。