BIPROGYの新ソリューションで建物管理を効率化
建物や設備の管理業務を効率的に行うために、BIPROGYは「中長期保全計画・予算実績管理ソリューション」を新たに提供開始しました。この取り組みは、建物やインフラの管理を一元化し、長期間にわたり資産を良好な状態で維持することを目的としています。
保全計画とは?
保全計画は、建物や設備の修繕や改修を計画的に行うためのものです。これにより、資産の価値を維持しつつ、コスト削減を狙います。しかし、従来は情報が分散していることが多く、必要なデータにアクセスするのが難しいという課題がありました。これを解決するために、BIPROGYはお客様の業務がスムーズに進むようサポートします。
「中長期保全計画・予算実績管理ソリューション」とは?
このソリューションは、BIPROGYの「Archibus」と呼ばれる統合型ワークプレイス管理システムの機能を活用しています。2018年から提供されているこのシステムは、施設に関する情報を一元管理し、可視化することで複雑な業務を簡略化します。今回の新機能は、スクウェアドによって開発された中長期工事計画モジュールと連携することで、より高い効率を実現しています。
使用することで、管理会社やオーナーは自動生成される中長期保全計画から重要な工事の優先順位を簡単に選定できます。また、工事実績を元に計画の見直しを行うことで、業務プロセスがさらにスムーズになります。
具体的な利点
建物の管理会社へのメリット
- - 各種データとの紐付けが迅速にできるため、必要な情報に素早くアクセス可能。
- - 中長期の保全計画を基にした年度予算の構築や、オーナーとの方針検討資料の作成が容易に。
- - 過去の提案や見積もりを参照しながら、オーナーへの適切な保全提案を行いやすくなります。
建物のオーナーへのメリット
- - 中長期保全計画を自動的に作成でき、工事の進捗状況を簡単に管理できます。
- - 適切な工事計画が立てられることで、資産価値の維持向上が期待できます。
- - 経済的な観点から見ても、無駄な保全コストを削減できるのが大きな魅力です。
未来に向けた取り組み
BIPROGYは、建物管理の効率化を通じて、施設や設備の安全性を向上させ、社会に安心して利用できる環境を提供することを目指しています。これにより、住民や利用者がより良い生活を送れるよう努めていきます。
新しい「中長期保全計画・予算実績管理ソリューション」の活用により、建物の管理業務がますます効率的になることが期待されています。