冬の脱水症に注意！健康を守るための対策とおすすめメニュー

本格的な冬が訪れると、多くの人が水分摂取をおざなりにしがちです。汗をかくことも少なく、喉の渇きを感じないため、つい水分を意識的に摂取することがなくなってしまいます。しかし、冬の寒い日でもからだは「不感蒸泄」によって水分を失っています。この状態を放置すると、脱水症による深刻な健康リスクを引き起こす可能性があります。

冬の脱水症とは？

脱水症は、体内の水分が不足し、さまざまな不調が現れる状態を指します。冬に特に注意が必要なのは、以下のような症状が現れることです。
1. 口や鼻、喉の粘膜の乾燥
2. 肌、目、髪の乾燥
3. 疲労感、だるさ、頭痛
4. 尿の色が濃くなる
5. めまいや立ちくらみ
6. 便秘やお腹の張り
7. 集中力の低下
8. 筋肉のけいれん

国立研究所の調査によれば、多くの人が冬に上記の症状を経験していることが分かりました。

冬脱水に気づきにくい理由

冬季は体温調整のために締め切った室内で過ごすことが多くなるため、意識的に水分を摂取しづらくなります。また、外気温が低いことから冷たい飲料を避けたり、トイレが遠いという理由で水分を控えがちになります。これによって、結果的に水分摂取量が減少するのです。

身体に起こる変化

水分不足になると、身体にはさまざまなサインが現れます。これには、乾燥、疲労感、尿の変化、そして集中力の低下などが含まれます。特に脱水が進行すると血液がドロドロになり、循環器系へのリスクも高まります。冷えた部屋から温かい浴室に移動するような温度差によって血圧が急変することも注意が必要です。このようなことから、脱水を防ぐための水分補給は今の季節において非常に大切です。