SLC分科会開催
2025-09-22 17:36:12

サステナビリティの未来を探る!SLCの第3回SSBJ分科会開催

サステナビリティの未来を探る!SLCの第3回SSBJ分科会開催



2025年9月17日(水)、サステナビリティに関心を持つリーダーたちが集まり、日本最大級のコミュニティ「Sustainability Leadership Community(SLC)」の第3回SSBJ分科会が開催されました。このコミュニティは、サステナビリティ推進に取り組む企業や有識者で構成され、785名の会員と514社の企業が参加しています。運営を行うのは、Booost株式会社で、ここでは最新のサステナビリティ関連の情報や実務の課題に対する解決策が共有されています。

SSBJ分科会の意義と目的



今回は「Scope3排出削減への取り組み」というテーマで、時価総額が5,000億円以上の企業のサステナビリティ担当者が集まりました。この分科会は、サステナビリティにおけるSSBJ基準への実務対応を目的としており、企業の取り組みを加速するための場となっています。全7回のシリーズで実施され、企業が直面する具体的な課題について深掘りし、解決策を見出していくことが狙いです。

参加者たちの議論と課題



新たに参加したメンバーを含めた多様な視点から、さまざまな意見交換が行われました。議論の中では、以下のような具体的な課題が浮き彫りになりました:

  • - サプライヤーデータの回収の難しさ:契約に基づかない情報収集が進まないため、GHGデータを収集する手立てが限られてしまっています。
  • - 業種特有の算定課題:顧客の利用による排出量が大きく、中小企業との意識の差が目立ち、全体的な啓発活動が必要です。
  • - 社内統一方針の欠如:各製品での対応が異なるため、全社的な統一的見解を持つことが困難な状態です。

これらの課題に対して、参加者からは「共通の課題に対する認識は深まったが、解決策を見いだせたことが有意義だった」という意見が寄せられ、今後のディスカッションの質向上に期待が寄せられています。

SLCのビジョン



SLCは「サステナをともに」という理念のもとで、サステナビリティのリテラシーを高めて、持続可能な社会を目指しています。定期的なリアルイベントでは、基調講演やパネルディスカッション、懇親会を通じてネットワーキングの機会も提供しています。イベントを通して、サステナビリティ経営を促進し、持続可能な未来に向けた技術や知識の共有が行われています。特に2015年から続くSSBJ分科会は、実務者に直結した具体的な情報が得られる貴重な場となっています。

今後の展望と参加のメリット



この分科会やコミュニティには、実務担当者にとっての情報交換の場を提供するだけでなく、各自のさまざまな取り組みを強化するための重要なフィードバック機会にもなります。SLCは、各企業が抱える課題を克服し、成功事例を学ぶことで、サステナビリティの推進を加速させる役割を果たそうとしています。

これからもSLCは実務担当者向けの分科会やイベントを通じて、企業のサステナビリティをより一層促進していく所存です。また、サステナビリティ2026問題に対処する「日本をSX先進国へ」プロジェクトも展開し、企業価値の向上とグローバルでの競争力を高める活動に取り組んでいます。興味のある方は、是非ともSLCにご参加いただき、共にサステナビリティの未来を育てていきましょう。

詳細な情報や参加方法については、SLCの公式ページを是非ご覧ください。


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