テクバン、静岡市長と地域連携を強化しIT人材採用に注力

静岡市との連携強化に向けた表敬訪問

2025年11月、テクバン株式会社が静岡市役所を訪れ、静岡市長の難波喬司氏との面会を実施しました。本訪問では、同社の静岡オフィスにおける人材採用の成果や事業運営の現状を報告するとともに、地域とのさらなる連携について意見交換が行われました。

静岡オフィスの設立とその成果

テクバンは、2025年6月に静岡市駿河区に新たに静岡オフィスを設け、地元の大学や専門学校と連携した採用活動を展開しています。このオフィスでは、システム開発やITインフラ構築、セキュリティ対策、AI導入支援など、多岐にわたるITサービスを提供。この地域における採用の結果、開設からわずか半年で5名の新卒者が内定し、2026年4月から静岡の拠点で働くことになります。

地域連携を通じた人材育成の展望

テクバンは地域に根差したIT人材の採用と育成を目指しており、静岡市からの支援がその実現を後押ししています。表敬訪問の際、同社は静岡での現地採用を強化し、今後3年間で200名規模の採用目標を掲げました。その中で、静岡での採用を10〜15％に引き上げる方針です。これにより、地域密着型の人材育成が進められ、ITやAI、セキュリティの専門知識を活かした地域企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）支援にも力を入れる方針です。

産学官の融合を目指して

テクバンが進める地域連携は採用支援を超え、産学官の連携による「IT人材の循環型モデル」を創出することにも寄与しています。これにより、地域の企業と教育機関のつながりが強化され、地域経済の活性化が期待されます。テクバンは、今後も地域とともに成長する企業として、行政、教育機関、他の企業との共創を進めていくことを約束しています。

テクバン株式会社の概要

テクバン株式会社は東京都港区に本社を構え、多様なITサービスを展開しています。設立は1996年で、資本金は100百万円。システムインテグレーション、プロダクトサービス、ビジネスアウトソーシング、システム品質サービスに注力し、顧客に価値あるソリューションを提供しています。

詳細については、公式ウェブサイト（テクバン公式サイト）をご確認ください。また、静岡オフィスについての問い合わせは、こちらもご利用いただけます。