鳥取県立美術館の開館
2025-03-30 13:26:55

鳥取県に新たな文化スポット誕生!県立美術館の魅力を探る

鳥取県立美術館の開館



鳥取県に、待望の県立美術館が2025年3月30日に開館しました。この美術館は、ほぼ最後となる日本の県立美術館の一つであり、多くの期待を背負っています。開放感あふれる設計の建物は、国指定の史跡「大御堂廃寺跡」に隣接しており、自然光が降り注ぐ明るい空間でアートを楽しむことができます。

オープニングセレモニーの華やかさ



開館を前に、3月29日の土曜日には、祝賀パレードを含むオープニングイベントが開催されました。市民の憩いの場である打吹回廊から始まったこのパレードには、参加した観衆が見守る中、山車、鼓笛隊、ダンス、伝統芸能のパフォーマンスが繰り広げられました。スペシャルゲストとして登場したのは、県立美術館のグランドオープンアンバサダーである片寄涼太さんや、「とりび大使」のチョコレートプラネットのお二人。彼らは鳥取県のアート文化の発信を祝うために、賑やかな雰囲気を盛り上げました。

美術館コンセプト「OPENNESS!」



鳥取県立美術館は「OPENNESS(オープンネス)」をテーマに、さまざまなアートプログラムやイベントに対応できるスペースとして設計されています。居心地の良い「ひろま」という名前の3階まで吹き抜けた空間では、木の温もりを感じることができます。この空間は、多様な価値観を受け入れる美術館の理念そのものを反映しています。

「企画展示室」は約1000㎡の広さを誇り、無柱の大空間が特長です。これにより、展示内容に合わせた柔軟な空間を構築できるため、訪れる人々に新しい発見を提供します。また、屋外の「展望テラス」からは、鳥取砂丘の風紋や伝統的な倉吉絣の模様が描かれた天井が眺望できます。

多彩なイベントで文化を楽しむ



開館後も、様々なイベントが予定されています。アート鑑賞だけでなく、ウェディングフォトやファッションショーなど、多様な用途で利用可能です。美術館は、市民や観光客のサードプレイスとしての役割を担うことを目的としているのです。

お土産にもぴったりなオリジナルグッズ



美術館のオープニングには、魅力的なオリジナルグッズも販売されています。たとえば、《ブリロ・ボックス》は、その名の通り美術館のアイコンを模したキャンディ缶で、食べ終わった後は小物入れとして活用できます。さらに、オリジナルの竹とんぼやクーピーペンシルも販売されており、これらは地域の文化を反映した素敵なお土産になっています。どれも県内の職人やメーカーと共同開発された商品です。

今回の開館は、鳥取県のアート産業にとって新しい時代の幕開けであり、多くの人々が集える場所として期待されています。皆さんもぜひ、これからの鳥取県立美術館を訪れて、その魅力を体感してみてはいかがでしょうか。


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