八月の声を運ぶ男
2025-09-22 12:42:51

WOWOW初の国内制作ドラマ「八月の声を運ぶ男」がギャラクシー賞受賞

WOWOW初の国内プロダクションドラマが栄誉に



株式会社WOWOWが制作したドラマ「八月の声を運ぶ男」が、2025年8月度のギャラクシー賞月間賞を受賞しました。この作品はWOWOWの国内プロダクション事業の第1弾として企画され、NHKで2025年8月に放送されました。WOWOW作品がギャラクシー賞を受賞するのは、2023年4月度に受賞した「連続ドラマWフェンス」に続く快挙です。

ギャラクシー賞とは?



ギャラクシー賞は、1963年に放送批評懇談会によって創設され、日本の放送文化の向上を目的としています。優れた番組や個人、団体を表彰するこの賞は、多くの視聴者からも大きな注目を集めています。今回受賞した「八月の声を運ぶ男」は、第63回ギャラクシー賞入賞候補作品であり、その行く先にも期待が寄せられています。

「八月の声を運ぶ男」について



このドラマの初回放送は、2025年8月13日にNHK総合で行われ、NHKオンデマンドでも配信されています。内容は、人々の記憶と経験を未来に伝えるために奮闘するジャーナリストの物語です。彼は日本全国を巡り、千人を超える被爆者の「声」を録音し、その想いを後世に残そうとします。

ストーリーの背景



主人公は、長崎の放送局を退職したジャーナリストの辻原保(演:本木雅弘)。彼は、重い録音機材を持って日本各地を訪れ、被爆者との対話を通じて彼らの体験を記録します。孤独な活動を続ける中、彼が運命的に出会ったのが、被爆者の九野和平(演:阿部サダヲ)です。この出会いが、辻原の心に深い影響を与え、彼は「声」を記録することへの新たな決意を固めます。

しかし、録音された「声」には、自分自身も理解しきれない謎が秘められていました。このドラマは、彼らの痛みや希望、そして未来へのメッセージを込めた感動的なストーリーとして、多くの人々の心に響くことでしょう。

スタッフとキャスト



本作のスタッフには、原案を伊藤明彦が手掛け、脚本は池端俊策が担当。音楽は清水靖晃が提供し、WOWOWとNHKの共同制作で完成しました。出演者には、本木雅弘をはじめ、石橋静河、伊東蒼、国広富之、尾野真千子、田中哲司など、豪華な顔ぶれが揃っています。

このドラマが放映されることにより、観客は戦後の歴史とそれに伴う人々の思いを改めて考える機会を得るでしょう。ドラマがどのような形で視聴者の心に残るのか、放送を通じて確認してみてください。これからもWOWOWの製作する作品に期待が高まります。


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