土と暮らしの体験
2025-08-06 11:58:25

親子で学ぶ!SDGs視点の土と暮らしを体験するイベントレポート

親子で学ぼう!「土のふしぎ発見!光るどろだんご教室」



8月5日、東京都墨田区に位置するジャパンホームシールド株式会社が主催したイベント「土のふしぎ発見!光るどろだんご教室」が開催されました。このイベントは、小学生とその保護者が参加し、夏休みの自由研究をSDGs(持続可能な開発目標)の視点から学ぼうというものです。

イベントの背景



ジャパンホームシールドはこれまで5,000人以上の小学生に対して「土に関する出前授業」を行ってきました。この活動は、子どもたちが実際に土に触れる機会を設けることを目的としています。現代では、学校や公園で土に触れる機会が減っているため、地面と暮らしの関係を楽しく学ぶきっかけを提供したいという思いから、このイベントが企画されました。

SDGsを学ぶ意味



昨今、学校教育でもSDGsの重要性が認識されるようになっていますが、特に身近な問題として「住み続けられるまちづくり」について考える機会は還元されていないのが現状です。イベント内では、実演を交えてSDGsの目標について説明し、参加者たちがより意識を高められるように工夫が凝らされました。土に触れながら安全な建物を建てるための地盤調査の重要性について、直接的に学びました。

地名から知る地盤の状態



「新田」や「野田」といった地名には、それぞれ湿地に由来する場合があります。これを知ることで、参加者たちは地元の地盤の状態に驚きをもって接し、実際の地名が自分たちの住環境にどう影響を与えるかを考える機会となりました。地盤の状態について学ぶことで、安全な暮らしを築くための知識を得ることができました。

自然災害と地盤の関係



地震や液状化などのリスクについても、実験を通じて学ぶことができました。「地盤サポートマップ」というWEBサービスを利用し、具体的な地域の地盤の状態を確認することで、実際に災害リスクを理解する助けとなりました。参加者からは、「液状化の実験は驚きだった」との声が上がります。みずからの手で実験に参加することで、危険が実感として伝わりました。

どろだんごで学ぶ土の特性



イベントのメインアクティビティは「光るどろだんご」の制作です。参加者たちは、光るどろだんごを作りながら土の特性を理解しました。乾いた土は固く、湿った土は柔らかいという特性を実際に触れて学ぶことで、表面的な知識ではなく、実体験を通じた学びが深まりました。当日は親子で協力し合い、楽しみながらどろだんご作りに取り組みました。

講師からのフィードバック



指導を行った武智耕太郎氏は、参加者が熱心にイベントに取り組む様子に驚きを示しました。「私たちが行った授業を通して、子どもたちが地盤の大切さとSDGsの関係を理解してくれることが何より嬉しいです」とコメント。また、親たちも「普段は考えないことを考える良い機会になりました」といった感想を寄せました。

まとめ


このイベントは、ただの自由研究ではなく、子どもたちが日常生活の中で重要なテーマについて考える素晴らしい機会となりました。土と暮らしの関わり方を学び、SDGsの視点を持つ将来のリーダーが育っていくことを願います。


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