ぎっくり腰の実態
2025-01-09 10:29:51

ぎっくり腰に関する新たな調査結果:多くが冬に発症し重いものが原因

ぎっくり腰に関する調査:多くが冬に発症し重いものが原因



ぎっくり腰は、多くの人にとって身近な悩みの一つです。大阪にあるNLC野中腰痛クリニックが、ぎっくり腰を経験した30代から60代の男女を対象に行った調査によって、いくつかの興味深いデータが浮かび上がりました。この調査は、2024年12月18日から19日にかけて実施され、1,014人のモニターが参加しました。調査の詳細を見ていきましょう。

調査の結果、約6割が冬にぎっくり腰を経験



調査の結果、ぎっくり腰を発症した時期について聞いたところ、約57.3%の人が「冬にぎっくり腰になった」と回答しました。このことからも、寒さや体温の低さが体に与える影響が大きいことがわかります。体が硬くなり血流が悪くなる冬場は特に注意が必要です。また、発症の理由として最も多かったのは「重いものを持った」とのこと。この状況の発生頻度に対しては、54.9%の参加者が該当しました。

ぎっくり腰が日常生活に与える影響



ぎっくり腰を経験した際、不便だと感じる行動について尋ねた結果、最も多くの回答が集まったのは「座る・立ち上がる」という動作でした。66.0%の人がこの動作が辛いと感じており、また「ベッドや布団から体を起こす」という行動も61.9%の人にとって大きな負荷となっていました。これは、ぎっくり腰が日常生活全般において、特に上下動作に多大な影響を及ぼすことを示しています。

痛みの持続期間と対処法



痛みが続いた期間について質問したところ、約26.8%の人が「3日から5日未満」と回答しました。さらに、ぎっくり腰を経験した後、どのような対処をしたかという質問には、56.1%が「すぐに安静にした」との回答を示し、病院やクリニックに行ったのは37.7%でした。意外にも約4割が特に対処をせず、様子を見たと答えています。このような行動は、ぎっくり腰が繰り返す可能性に対して無防備であることを示唆しています。

再発防止の意識と現状



調査項目の中には、ぎっくり腰が再発しないように日常で行っていることについても触れられました。「重いものを持ち上げる際に注意する」と回答した人は40.2%で、次いで「定期的にストレッチをする」が33.0%、そして「正しい姿勢を意識する」が28.7%でした。これらの対策により、約7割の人がある程度の効果を実感していることが分かりました。

ぎっくり腰に関連する他の疾患の認知



最後に興味深い結果として、参加者に「ぎっくり腰が繰り返し起こる場合、他の腰痛疾患の可能性があることを知っているか?」という質問を投げかけたところ、67.6%の人が「知らなかった」と回答しました。これは、ぎっくり腰の症状が続く場合には、より深刻な健康問題が潜んでいる可能性があるにもかかわらず、多くの人がその認識を持っていないことを示しています。

まとめ



今回の調査を通じて、ぎっくり腰が冬に多く発生し、日常の何気ない行動で生じるリスクが高いことが明らかになりました。また、多くの人が再発対策には消極的であり、医療機関を受診することに関する認識が不足していることも示されています。ぎっくり腰の予防と対策を真剣に考える機会として、NLC野中腰痛クリニックを利用することも一つの選択肢でしょう。同院では、最新の医療技術を駆使し、個々の症状に合った適切な治療を提供しています。ぎっくり腰の再発に不安がある方は、早めに相談してみてはいかがでしょうか。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

関連リンク

サードペディア百科事典: 腰痛 ぎっくり腰

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。