スウェーデンの自立生活運動を学ぶ貴重な経験
2025年4月11日(金)、東京都議会議事堂において、スウェーデンの自立生活運動を牽引してきたヘレナ・カルンストローム氏の講演会が開催されます。主催は、全国自立生活センター協議会(JIL)、東京都自立生活センター協議会(TIL)、DPI日本会議の三団体で、障害者の自立支援や介助制度の重要性について深く学ぶ機会になります。
ヘレナ・カルンストローム氏のご紹介
ヘレナ氏は、アドルフ・ラツカ氏と共にスウェーデンで障害者の自立支援のために尽力し、1994年には特定障害者支援法(LSS)の施行に大きく貢献しました。彼女の活動は、単に法律の制定に留まらず、障害者が社会で自立して生活するためのパーソナルアシスタンスという枠組みを確立しました。これにより多くの人々が、自己の意志を持った生活を送ることができるようになったのです。
講演会の内容
講演の主なテーマは、スウェーデンの自立生活運動や介助制度、そしてその今後の課題に関するものです。参加者は、ヘレナ氏の実績や経験を通じて、スウェーデンでの自立生活がどのように進んできたのか、また日本における同様の運動の課題は何かを学ぶことができます。後半には、日本の障害者運動をリードする方々との対談セッションも予定されており、秋元妙美さんと佐藤聡さんが登壇します。この対談では日本の障害者運動の歴史や現状、今後の展望について議論が交わされます。
開催概要
この講演会は、2025年4月11日(金)の14時から16時40分まで、東京都新宿区にある東京都議会議事堂6階第1会議室で行われます。参加は無料で、オンライン参加も可能なハイブリッド形式で提供されます。会場には手話通訳やPC要約筆記も用意されており、多様なニーズにも応える体制が整っています。
参加申し込みについて
参加を希望される方は、以下のリンクから申し込みを行ってください。定員は60〜70名で、早めの申し込みをおすすめいたします。参加申し込みは、
こちらから。
主催団体との連絡先
本イベントは、全国自立生活センター協議会(JIL)、東京都自立生活センター協議会(TIL)、DPI日本会議の共同主催で行われます。詳細やお問い合わせは、DPI日本会議へお願いいたします。電話番号は03-5282-3730、メールの場合はoffice★dpi-japan.org(★→@)でご連絡ください。
この機会に、スウェーデンの自立生活運動を学び、実践の場としてのインスピレーションを得ることができる貴重な機会です。障害者の自己決定権と自立支援の可能性について、一緒に考えてみませんか。