職場の健康を促進
2025-05-27 11:56:46

タニタの新サービス「私たちメンテナンス」で職場の健康を促進しよう

タニタの新サービス「私たちメンテナンス」で職場の健康を促進しよう



株式会社タニタ(東京都板橋区)が、出張型健康経営支援サービス「私たちメンテナンス」の正式提供を開始しました。このサービスは、企業や団体が手軽に健康経営を推進できるように設計されています。具体的には、タニタの専門機器を使って職場で実施する体力計測会と、その結果に基づいて受けられるオンラインセミナー動画の視聴が含まれています。従業員の健康向上を目指す企業にとって、非常に魅力的なパッケージと言えるでしょう。

サービスの価格は40万円(税別)で、1日あたり最大200人までの計測が可能です。提供エリアは東京都を含む1都6県で、これからの申し込みは特設サイト(公式サイト)から行えます。健康経営を考える企業にとって、大きな助けとなるでしょう。

近年、少子高齢化が進み、労働力不足が深刻な課題となっています。このため、従業員の健康を向上させる取り組みが、生産性向上のための投資として重要視されています。経済産業省が推進している健康経営優良法人認定制度では、2025年には3400法人が認定される見通しです。しかし、健康経営を実践したい企業の中には、具体的に何を始めればよいのか分からないという声も少なくありません。

タニタは昨年、設立80周年を記念して本サービスの試行版を提供しました。その結果、合計19社、約2000名に利用され、多くのポジティブなフィードバックが寄せられました。参加者からは、計測を通じて自分の体の状態が分かり、老後に備えるきっかけとなったという意見も多く見受けられ、正式サービスとしてのスタートに繋がりました。

高齢者雇用と健康維持のニーズに応える



「私たちメンテナンス」では、日常生活に必要な体力レベルを計測することができます。これはタニタの運動機能分析装置「ザリッツ」や、体組成計「MC-780A-N」を用いて行われます。体力得点は同世代の中で自分の体力がどのレベルに位置するかを示す指標であり、この数値を維持または向上させることで、職場における転倒事故のリスクを軽減できます。同時に、全身の体組成データや部位別の筋肉量も可視化することで、働く世代の健康課題も浮き彫りになります。

健康知識を深めるためのオンラインセミナー



計測結果に基づいて、参加者は運動や食事に関するオンラインセミナー動画を視聴できます。全16種類の動画の中から、自分に合ったものを選べることで、具体的な健康対策につながります。これらの動画は、タニタ栄養研究所の管理栄養士の知見をもとに制作されています。

組織全体の健康を促進するツール



本サービスは、従業員間のコミュニケーションを促進する要素も含まれています。運動機能分析装置「ザリッツ」を用いることで、計測がアトラクション感覚で楽しめます。オフィス内で気軽に数値を見せ合ったり競ったりすることで、コミュニケーションが活性化し、組織の健康づくりが進むでしょう。また、全体の計測データから各職種の傾向を把握し、健康施策の改善点を見出すことも可能です。

タニタは、1959年に家庭用体重計を発売し、それ以来健康に関する課題に取り組んできました。少子高齢化の進展によって、長く健康に働ける職場環境の整備が急務となっています。タニタは引き続き、働く人々の健康習慣をサポートし、個々の幸せを追求する事業を展開していきます。

健康経営を考える企業にとって、タニタの「私たちメンテナンス」は、健康と生産性を向上させるための強力なパートナーとなるでしょう。より多くの企業がこのサービスを通じて、健康的な職場環境を整えていくことを期待しています。


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