ドコモの新ファンド設立
2025-12-25 15:16:20
NTTドコモ、革新を求め「ドコモ・イノベーションファンド4号」を設立
NTTドコモ、革新を求め「ドコモ・イノベーションファンド4号」を設立
株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)とその関連会社、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ(以下、NDV)は、2026年の元日に新たな投資ファンド「ドコモ・イノベーションファンド4号(DI4号ファンド)」を設立すると発表しました。このファンドは、運用総額150億円という規模で、未来の革新的なビジネスを推進するスタートアップとの連携を強化することを主な目的としています。
パートナーとの協力
これまでもドコモは、様々な投資ファンドを通じてスタートアップとの協業を進めてきました。具体的に言えば、2013年に設立された初代「ドコモ・イノベーションファンド」から、次に続くファンドに至るまで、今までに100億円から150億円の規模で運用されてきました。それぞれのファンドは、革新的な技術や新しいビジネスモデルを持った企業に対する投資を行い、共創の文化を育ててきたのです。
新たに設立されるDI4号ファンドは、特に2030年代を見据え、NTTドコモグループの事業成長をオープンイノベーションによって実現することが期待されています。国内外のスタートアップへの出資を通じて、NTTドコモとの提携に基づく中長期的な新規事業の創造を更に進める方針です。
社会的課題の解決と新たな価値の創造
ドコモの目指すところは、単に投資するだけではありません。彼らは、有望なスタートアップとの共創を通じて、社会的な課題の解決や新たな価値の創出を実現していくことに力を入れています。このようなスタンスは、より持続可能な社会をつくるために多大な貢献をすることが期待されています。
DI4号ファンドも、前回のファンドと同様にNDVが運用を手掛ける予定です。この10年間の運用期間中、ドコモは考えるだけでなく、実際に行動に移しながら市場に変革を起こす企業と連携し、巨大なイノベーションを巻き起こすことを狙っています。
まとめ
NTTドコモが新たに設立する「ドコモ・イノベーションファンド4号」は、スタートアップとの共創を通じて次世代のビジネスモデルを生み出し、社会を変革することを目指しています。150億円という運用額は、未来を切り開く可能性を秘めた多くの挑戦に対する期待の表れでもあります。今後の進展が非常に楽しみです。