ECL Master開発情報
2026-05-20 14:32:04

NTTデータ ルウィーブ、ECL Masterの開発を計画し業務標準化を推進

NTTデータ ルウィーブが新ソリューション「ECL Master」を開始



NTTデータ ルウィーブ株式会社は、2026年度のサービス開始を目指し、予想信用損失(ECL)算出に特化した新しいソリューション「ECL Master(仮称)」の先行共創プロジェクトを発表しました。このプロジェクトは、企業会計基準委員会(ASBJ)の新しい会計基準に対応するため、複数の顧客と会計コンサルタントが共同で進めています。

ECL Masterの目的と背景



新しい会計基準では、金融資産をECLベースで評価する必要があるため、貸出金や債券、金融保証などさまざまな金融商品に対して、高度かつ複雑な処理が求められます。これに対処するため、ECL Masterは業務負荷の軽減とスムーズな制度対応を支援することを目的としています。

ASBJでは、国際会計基準であるIFRS9との整合性を考慮して、金融資産の減損モデルを見直す作業が進行中です。NTTデータ ルウィーブは、これまでの金融制度対応に関する知見を生かしつつ、顧客のニーズに合った新ソリューションを提供しようとしています。

ECL Masterの主な特長



ECL Masterの主な機能としては、以下の内容が挙げられます:

1. 業務プロセスの標準化:新会計基準に基づくECL算定や償却原価計算、SICR判定を含む業務プロセスを一元化し、効率的に運用できるようにします。
2. コスト最適化:既存のプロダクト資産を活用しつつ、必要な機能に絞った開発を行うことで、新規開発にかかる負荷とコストを抑えます。
3. データの集約と活用:ECL算定に利用する取引データや顧客データを集約し、基礎データを整備。これにより、経営指標や新たな制度に対応するためのデータソースとして活用する仕組みを提供します。

今後の見通し



NTTデータ ルウィーブは、現在ECL業務フローの構築を進める複数の顧客と共に、会計コンサルタントを交えた勉強会を開催中です。ECL Masterのサービスは、ASBJによる会計基準の最終整理を受け、2027年度中の提供を見込んでいます。

これにより、金融機関は法令遵守と業務の効率化を図ることができるようになります。NTTデータ ルウィーブは、この新たなソリューションを通じて、顧客に対してより良いサービスを提供し続けることを目指しています。今後の展開に注目です。


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