アートとファッションが交差する「groundscolere」第2弾
株式会社FOOLSが手掛ける「grounds」は、原宿に位置する新店舗grounds STORE 003で、2025年2月10日から新たなアートプロジェクト「groundscolere」の第2弾を発表します。このプロジェクトはアートとファッションの融合を目指すもので、今回の展示では、下村悠天(ゆたか)による絵画作品が披露されます。
ランニングシューズからのインスピレーション
今回の展示は、昨年デビューしたランニングシューズ「JOG」と「JOG VISION」をモチーフに、新しい視覚体験を提供します。これらのシューズは、機能的なデザインと軽快な履き心地が特徴で、厚底ながらも走り出したくなる魅力を持っています。「JOG」は6cm、「JOG VISION」は8cmのアウトソールを持ち、高い視界から新しい発見を促します。
下村悠天の独自の表現
下村悠天は、情報社会での私たちの認知や欲望を描き出し、多様な表現手法を用いてアートに展開しています。彼の代表作である《#》シリーズでは、蛍光色で発色したキャラクターたちがグリッド状に配置されています。これはSNS上でのトレンド形成と、その過程での情報やイメージの歪みを視覚化したものです。
一方、《Re-touch》シリーズでは、ディスプレイの「向こう側」へ向かう消費欲求がテーマです。指の痕跡は、魅力的なイメージへの執着が生み出す破壊性を強調し、見えない欲望の暴力を表現しています。
展示の詳細
このアートプロジェクト「groundscolere」は、2025年2月10日(月)から4月6日(日)まで開催され、入場は無料です。展示は、実際に展示された作品のほか、制作過程がgrounds STORE 003のインスタグラムで公開されます。
展示が終わった後、井田大介の作品も順次公開される予定です。アートとファッションが交わり、新しい文化を耕すこの試みは、新たなインスピレーションを生み出すきっかけとなるでしょう。
「grounds」の背景
「grounds」は、私たちが重力(地球)とどのように関わるのかをテーマに、新しいファッションを提案しています。パリファッションウィークでのコレクション発表を皮切りに、国内外での展開を進め、145店舗でその魅力を発信中です。公式オンラインストアやインスタグラムでもその美しいデザインやコンセプトをチェックできますので、ぜひご覧ください。
この「groundscolere」は、ただの展示ではなく、未来に向けた新たな文化の創造に寄与するものです。興味のある方はぜひ足を運んでみてください。