海洋研究の未来
2025-11-27 11:10:26

全国中学生が集う海洋研究!日本魚類学会年会の裏側を追う

全国中学生が集う海洋研究!日本魚類学会年会の裏側を追う



2025年度の「日本魚類学会年会」が東京海洋大学品川キャンパスで開催され、全国から選抜された中学生たちが参加しました。これは、一般社団法人日本3D教育協会が主催する「海洋研究3Dスーパーサイエンスプロジェクト」の一環で、次世代の人材育成を目的としています。中学生は、このプロジェクトを通じて最新の海洋生物研究に触れることで、将来の科学者としての基盤を築くことを目指しています。

日本魚類学会とは


日本魚類学会は1968年に設立され、魚類学の発展や普及を図ることを目的とした学会です。このようなイベントは今後の魚類学研究を担う若い世代にとって、科学的探求に触れる貴重な機会となっています。年一回の総会では、最新の研究成果が発表され、研究者同士の交流も深まる場となります。

5期生のイベント参加


2025年11月23日、海洋研究3Dスーパーサイエンスプロジェクトの5期生10名を含む約12名が参加し、実際に研究者たちの発表に立ち会いました。事前には、「研究発表内容の写真・動画撮影・録音は禁止」というルールを学び、学会の形式についても学びました。

学会体験の準備


参加者たちは、主に「口頭発表」と「ポスター発表」の2形式の発表内容を学び、学会での自己表現力を高めました。特に「ポスター発表」会場では、多くの研究成果が並び、研究生たちは熱心にメモを取り、積極的に研究者たちと対話を行いました。各自が興味のある研究に足を運び、直接質問する様子が見受けられました。このダイレクトな対話は、彼らにとって貴重な経験となりました。

知識を深める口頭発表


また、口頭発表では研究者が12分間の発表を行った後に質疑応答時間が設けられ、先端的な研究内容を間近で聴く貴重な機会となりました。生の声からは、研究者たちの熱意や会場の緊張感が伝わります。生々しいプレゼンテーションは、研究者精神を学ぶ良い教材となりました。事前に予習した講演要旨集の内容が生きた形で彼らの知識に深みを与えました。

研究成果に触れる


参加した研究生からは多くの感想が寄せられました。「口頭発表の内容が非常に勉強になった」「ポスター発表は多様な研究テーマを知る良いきっかけになった」といった声があり、学会が彼らの研究意欲を刺激しています。特に、他者と意見を交換することの重要性を実感したという声が目立ちました。

結果としての成長


このような体験を通じて、参加した中学生たちは、研究への興味をさらに深めました。彼らは専門家の研究を基に、自身の研究テーマに対する理解を一層高め、将来の研究発表に向けて具体的な方向性を見出しつつあります。

未来の科学者たちへ


このプロジェクトを通じて、彼らが深く物事を追求できる能力を育むことが期待されています。今後、魚類学研究に関わる新たな人材が育っていく姿を見守ることができるのは、とても楽しみです。2026年3月の個々の最終研究発表が待ち遠しいですね。


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