GHG排出量算定サービス
2025-11-18 11:56:54

ヤマト運輸が提供する温室効果ガス排出量算定サービスの登場

ヤマト運輸による新サービスのご紹介



ヤマト運輸株式会社は、2025年11月18日から法人向けの会員サービス「ヤマトビジネスメンバーズ(YBM)」に登録している企業を対象に、宅急便などの輸配送工程で発生する温室効果ガス(GHG)排出量を算定し、レポートとして提供する新たなサービスを開始します。この「温室効果ガス排出量提供サービス」は、国際基準ISO 14083:2023に準拠しているため、より正確で実態に即したGHG排出量の算定が可能となります。

サービスの概要



対象顧客


本サービスは、ヤマト運輸と法人契約を結び、YBMに登録済みの企業が対象です。

算定対象商品の範囲


算定対象となるのは、宅急便、宅急便コンパクト、およびEAZYの発払いの荷物で、国内(離島を除く)での発送が対象です。

算定方法


温室効果ガス排出量の算定は、国際規格であるISO 14083:2023に基づいており、「燃料法」や「燃費法」などの方法を使用しています。これにより、実績に基づいた測定が行えます。また、第三者機関による妥当性評価も取得しており、信頼性の高いサービスです。

レポートの提供


GHG排出量は、荷物のサイズ、発着地、発送個数などのデータをもとに集計され、月次で「温室効果ガス排出量レポート」として提供されます。このレポートはPDFまたはCSV形式で、YBMのサイトからダウンロードすることができます。

利用の流れ


利用者は、「温室効果ガス排出量提供サービス」の受付フォームから申し込みができ、申込みから最短で2営業日以内に算定結果が提供されます。

背景と必要性


近年、気候変動問題は国際的な課題としてますます重要視されています。多くの企業はGHG排出量の実質ゼロを目指し、サプライチェーン全体での情報開示や削減活動に取り組んでいます。しかし、適切なGHG排出量の算定には共通の基準が必要であり、国際的な標準であるISO 14083:2023はその解決策の一つです。これにより、企業はサステナビリティ基準委員会が定める基準に適合した情報を報告できるようになります。

このサービスにより、企業は具体的かつ詳細なGHG排出量の把握が可能となり、持続可能な経営を実現するための第一歩を踏み出せます。新たなサービスを通じて、ヤマト運輸は持続可能な社会の実現に向けた企業活動をさらに強化しています。

お問い合わせ


法人のお客様は、ヤマト運輸の公式サイトのお問い合わせフォームを通じて、詳しいサービス内容や利用方法についての相談を行うことができます。具体的な情報は、公式サイトを通じて確認することができます。要するに、ヤマト運輸の温室効果ガス排出量提供サービスは、企業が持続可能性を追求するために不可欠なサポートを提供することでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

関連リンク

サードペディア百科事典: サステナビリティ ヤマト運輸 温室効果ガス

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。