環境教育教材の配布
2025-04-18 13:47:34

日本テトラパック、環境教育教材を全国の学校に無償配布

日本テトラパック、全国500校に環境教育教材を無償提供



日本テトラパック株式会社が制作した環境教育教材「地球環境のためにできること〜ある牛乳パックのひみつ〜」が、2024年度も全国の小学校500校に無償で提供されることが決まりました。この教材は、2024年に文部科学省に選定されたことからも、その教育的価値が高く評価されています。

教材の特徴と受け取った反響


実際に昨年度この教材を活用した学校からは、9割以上が「とても良かった」または「良かった」との評価を受けています。具体的なコメントによると、以下の三点が特に評価されています。

1. 理科のカリキュラムとの整合性
教材は、理科の学習指導要領に合致しており、特に6年生の『地球に生きる』単元に適した内容となっています。おかげで授業での利用が非常に容易かったという意見が多数寄せられています。

2. 日常生活との関連性
牛乳パックやリサイクルについて身近な題材を扱っているため、児童が自身の生活と環境問題を結びつけて考えることができたという感想も多く、例えば、サトウキビ由来の容器が普及していることに驚く声も聞かれました。

3. 行動変容の促進
教材を通じて、児童たちが環境問題に対する興味や関心を高め、行動に移す様子が見られました。映像や資料を通じての感動が、「ボンスクロマークを探そう」という声につながったケースもあります。

教材の内容と教育的な価値


「地球環境のためにできること」の教材セットは、約12分の動画教材や、児童用冊子、教師用の手引書から構成されています。特に春の新学期に合わせて新たに500校への配布が予定されており、2025年の4月30日から申し込みの受付が開始されます。

教材の中では、地球温暖化の原因や影響を簡潔に解説し、身近な牛乳パックを題材に環境保護のための行動を考えるきっかけを提供します。特に、SDGsに関する教育を通じ、次世代の地球を担う子供たちの環境意識を育むことを目的としています。

環境教育の継続と未来への展開


さらに、日本テトラパックでは出前授業の実施や特設サイトの運営を通じて、紙パックとリサイクルを楽しく学べる機会を提供しています。子どもたちが実際に体験することで、環境保護への具体的な行動へつながることを目指し、今後も啓発活動を充実させていく方針です。

詳しい情報や申し込み手続きは、以下の特設サイトで確認することができます。

特設サイトはこちら

このような取り組みを通じて、次世代がより良い地球環境を受け継ぐための意識が植え付けられ、持続可能な社会の実現に向けて大きな一歩となることが期待されます。


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