サーモスから新登場のキッチンバサミ
2025年8月21日、サーモス株式会社が自社初となる『キッチンバサミ(KK-HS001/KK-HC001)』を発表しました。サーモスといえば、魔法びんのパイオニアとして有名で、快適で環境に優しいライフスタイルの提案をしてきた企業として知られています。今回の製品も、そのブランドイメージに合わせた工夫が満載です。
特徴的なデザインと機能
新しくリリースされるキッチンバサミは、調理台に置いた時、中央のビスを支点にして鋭い先端が浮く設計となっており、調理台を清潔に保つことができます。これにより、汚れが付着しにくく、衛生面でも安心して使用できます。また、刃先はギザ刃の形状を取り入れており、食材をしっかり掴むことができるため、調理がスムーズに進みます。
手に優しいソフトハンドル
さらに、ハンドル部分にはソフトな素材が使用されており、手に優しく疲れにくい設計が施されています。長時間の使用でも手が痛くなりにくく、料理を楽しむための快適性が考えられています。お手入れが簡単な分解式の構造も特徴で、各パーツを外して隅々まで洗浄できるので、より清潔に保つことができます。
2種類の刃で多様な用途に対応
リリースされるキッチンバサミには、ストレート刃(KK-HS001)とカーブ刃(KK-HC001)の2種類があります。ストレート刃はレトルトパウチを開けたり、食材をカットしたりと、幅広い用途に対応しています。一方、カーブ刃は食材の下に刃が入り込みやすいため、お皿やトレーに置いた料理を切るのに非常に便利です。自分のスタイルに合わせて選べるのも嬉しいポイントです。
開発の背景
サーモスでは、2019年から毎日の料理をより楽しくするためにキッチンツールシリーズ「KITCHEN+」を展開中です。2024年には包丁シリーズも発売し、調理の楽しさを広げるアイテムを増やしています。その流れで、今回のキッチンバサミが開発されました。
実際の使用実態を調査したところ、ストレスの多くは「分解できず、洗いにくい」ことや「溝に汚れが溜まる」という点に集中していました。また、使い勝手の面でも「切れ味が落ちやすい」といった意見があったとのことです。これらの問題を解決するために新しい設計が施されています。
ユーザーの声に応える
ユーザーからは、調理中に一時的にハサミを置く際に「調理台を汚したくない」「刃先を他のものに触れさせたくない」という声もありました。サーモスの新しいキッチンバサミは、まさにそんなニーズにも応えた商品です。
まとめ
新たに登場するサーモスのキッチンバサミは、使いやすさと衛生面を徹底的に考えられた一品です。料理のシーンをより楽しく、便利にするための新しいアイテムとして、ぜひ手に入れてみてはいかがでしょうか。