川崎重工が提案する海運業界のGHG削減技術とは?セミナー開催
2025年5月13日(火)の午後1時30分から3時30分、JPI(日本計画研究所)は川崎重工業株式会社の小野寺達也氏を招いて、海運業界における重要な課題、「GHG削減と安全運航の維持」に焦点を当てたセミナーを開催します。
このセミナーでは、海運業界が直面する環境問題や安全運航に関する課題について詳しく説明されます。近年、地球環境保護の観点から、GHG(温室効果ガス)の排出削減が求められ、関連の規制も強化されています。この背景の中、水素やeメタノール、アンモニアといった低GHG排出燃料の適用や、船舶全体での機器の効率的な運用を通じた省エネ化といった取り組みが進められています。
特に内航海運では、慢性的な乗組員不足、働き方改革、さらなる船員法改正による影響が重なり、船舶の安全運航を維持することがますます難しくなっています。このセミナーでは、これらの課題解決に向けた船主や造船所、舶用機器メーカーの取り組み、さらに、川崎重工業での最新の技術開発とその適用例が紹介される予定です。
講義概要
セミナーでは以下のような内容が取り上げられます:
1.
海運業界の課題
- GHG排出に関する規制や動向
- 船舶の安全運航を巡る問題
2.
GHG削減に向けた取り組み
- 低炭素排出燃料の採用状況
- 船舶全体での効率的機器運用法
3.
船舶の安全運航維持に向けた取り組み
- 自動運航技術の発展
- 自動運航に関するガイドラインの整備
- 船舶の運航状態の見える化
4.
川崎重工業の技術開発と適用事例
- 水素DFエンジンへの取り組み
- ハイブリッド・電気推進システム
- 操船支援システムによる安全な離着岸
- コンディションモニタリングシステムによる運航状態の見える化
5.
今後の展開と質疑応答
- 新たな技術的展望について
- 参加者との名刺交換や交流会も予定されています。
このセミナーは、参加者が講師との直接的な繋がりを持ち、ビジネスのネットワークを広げる絶好の機会となることでしょう。
受講方法と料金
受講希望者は会場での受講、ライブ配信、アーカイブ配信のいずれかの方法を選択できます。アーカイブは終了後2週間、何度でも視聴可能です。受講料は、通常37,300円(税込)ですが、複数名での申し込みや特定の所属者には割引が適用されます。
参加をご希望される方は、下記のリンクから詳細情報やお申し込みを行ってください。
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もしこの内容に関心がある方は、ぜひご参加ください。川崎重工が提案する未来の海運業界の姿を知る機会です。