アビスパ福岡とチャリチャリがつなぐ新しい自転車の習慣
福岡市の東平尾公園、大谷広場に新たなシェアサイクル拠点「アビスパ福岡サポーターポート」が開設されました。このポートは、サッカーチームであるアビスパ福岡とシェアサイクルサービス「チャリチャリ」が連携して実現したプロジェクトの一環です。
プロジェクトの背景
「サポーターサイクルプロジェクト」と名付けられたこの取り組みは、福岡市内に設置されたサポーターポートを利用することで、チャリチャリのライド料金の一部がアビスパ福岡の地域貢献活動へ寄付される仕組みを持っています。このように応援の輪が広がり、地域社会にプラスの影響を与えることが目的です。
特に、地域貢献活動に力を入れているアビスパ福岡は、『FUKUOKA TAKE ACTION!』というプロジェクトの一環として、このシェアサイクルサービスと連携を図っています。チームのサポーターからの支援が、社会貢献へとつながるという新たな循環の形成を目指しています。
アビスパ福岡サポーターポートの設立
この「サポーターポート」は、ベスト電器スタジアムがある東平尾公園の大谷広場のリニューアルに合わせて設置されました。オープニングセレモニーでは地域の皆さまに見守られながら、花と緑、笑顔あふれる福岡の街づくりを願い、テープカットが行われました。チャリチャリとアビスパ福岡は、このポートを通じて地域の賑わいを創出し、共にサポーターへの感謝の意を表しています。
利用方法と料金体系
「チャリチャリ」は、スマートフォンアプリを用いて、自転車の鍵を解除し、簡単にシェアサイクルを利用できるサービスです。1分あたりの料金は、ベーシック自転車が7円、電動アシスト自転車は17円とリーズナブルです。移動手段として「ちょっとそこまで」という日常的な利用に最適です。福岡でのサービス開始から5年以上が経ち、既に3,200万回以上の利用が記録されています。
今後の期待
「アビスパ福岡サポーターポート」の開設は、地域の発展に向けた新しいステップです。福岡市の中心でもあり、訪れる人々に楽しい体験を提供するこの拠点は、今後のコミュニティ活動やイベントの中心ともなっていくことでしょう。また、ポートオーナーとしての参加も募集中で、地域の方もこの取り組みに関わるチャンスがあります。これにより未活用のスペースを有効活用しながら、地域貢献の輪を広げていくことが期待されています。
地域に根ざした自転車の利用促進を通じて、サポーターからの応援が間接的に地域への恩返しとなる新しい形。アビスパ福岡とチャリチャリの取り組みから目が離せません。これからも続報に期待しましょう。
詳細情報
このサポーターポートは、2025年4月1日より利用可能です。ポート設置に興味がある方は、チャリチャリの公式サイトをチェックしてみてください。未来の福岡市を、皆で支えていく力となることを願っています。