研究室HP調査の結果
2025-05-13 09:50:27

大学研究室のホームページ実態調査報告 - 重要なポイントが明らかに

大学研究室のホームページ実態調査



株式会社スパイスワークスが運営する「ラボゼミCMS」は、全国の大学研究室を対象にホームページの実態調査を行い、その結果を公表しました。本調査は、研究室がどのように情報発信を行っているかを可視化し、効果的なウェブサイトの運営に向けたヒントを提供することを目的としています。

調査の背景


スパイスワークスは、20年以上にわたり教育工学分野のシステム開発を支援してきました。その中で、研究室の先生方からホームページ制作に関する相談が頻繁に寄せられ、それをきっかけに研究室専用の制作サービス「ラボゼミCMS」を開発しました。今回の調査では、全国100件の大学研究室のウェブサイトを対象に、研究室が発信する情報の実態を分析しました。

調査方法


調査は「大学 研究室 サイト」や「研究室 ホームページ」などのキーワードを用いてGoogleで検索し、上位に表示された100件の研究室サイトをランダムに抽出しました。大学の公式ページではなく、研究室が独自に運営するサイトに限定し、掲載コンテンツやSNSの連携状態、スマートフォン対応、CMSの有無など、さまざまな要素をチェックしました。

人気コンテンツの傾向


調査結果に基づくと、研究室のウェブサイトで最も一般的に掲載されているコンテンツは「研究内容」で、ほぼ全てのサイトがその情報を提供しています。これに次いで「メンバー紹介」「お知らせ」「研究業績」「アクセス情報」と続きます。特に学生募集を意識した情報も多く、動画などの視覚的なコンテンツを活用している研究室も見受けられました。

SNSとの連携状況


調査では、研究室サイトの約46%がSNSと連携していることがわかりました。この中でYouTubeが最も多く利用されており、研究紹介や講義の記録動画が掲載されています。動画コンテンツによって、訪問者のサイト滞在時間が延び、研究内容への理解が深まるとともに、視覚的な魅力も高まります。

情報設計の課題


平均で1つのサイトには約8ページのコンテンツが掲載されており、必要な情報が整理されている研究室もあれば、情報が不足しているサイトも存在します。特にコンテンツ数が4〜5ページに留まるケースが多く、これが情報発信や学生獲得に影響を及ぼす可能性があります。有効な情報設計が求められていることは明白です。

技術的整備の現状


調査では、現代における基本的な要件の整備状況も確認されましたが、スマホ未対応のサイトが23%、SSL非対応のサイトが12%あり、必要な整備がされていない研究室も多く存在しています。これらの基本的な構成が整えば、サイトの使いやすさやSEO効果も向上するため、見直しを行った方が良いでしょう。

結論


スパイスワークスの調査結果は、大学研究室のホームページに必要な情報とその発信の重要性を明らかにしています。デジタルの時代、効果的な情報発信は研究室の認知度を高め、学生の採用活動にも直結すると期待されます。今後は、より良い情報発信のために各研究室が必要な改善策を講じ、それによって成果を上げることが求められます。

さらなる情報


今回の調査結果の詳細は、下記のリンクから無料でダウンロードできます。
調査レポート」のダウンロードはこちら

「ラボゼミCMS」は、大学研究室に特化したホームページ制作サービスです。研究内容や業績、メンバー紹介など、研究室に必要な要素を短期間で提供しています。専門知識がない方でも使いやすく、多様な情報提供ができるプラットフォームです。興味のある方はぜひ公式サイトをご覧ください。

公式サイトはこちら


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

関連リンク

サードペディア百科事典: ホームページ 大学 研究室

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。