MSIがCES 2025で自作PC市場に新たな風を起こす革新製品を発表

MSIがCES 2025で最先端の自作PC製品を発表

2025年1月、ラスベガスで開催されるCES 2025にて、MSIがPC自作市場で新たな基準を提示する革新的な製品群を発表しました。このショーでは、水冷クーラーから電源ユニット、さらには新しいコンセプトケースまで、多岐にわたる製品が展示されています。

MAG CORELIQUID A15シリーズ

その中で特に注目を集めるのが、MAG CORELIQUID A15シリーズです。この新しいシリーズは、優れた冷却性能と簡単な取り付けが可能なEZ DIY設計を特徴としています。これにより、ユーザーはこれまで以上にスムーズにPCを組み立てることができます。独自のUNIブラケットやプリインストールファン、隠しケーブル設計など、使いやすさを追求した点が光ります。

冷却性能においては、全く新しいフルプレーンかつスクリューレスの銅ベースを採用しており、熱を効率よく放散します。また、CycloBlade 9ファンがパフォーマンスと静音性を両立させており、性能を追求するゲーマーの要求にも応えています。さらに、調整可能なオフセットキットがIntel Core Ultraシリーズプロセッサーに最適化され、安定した冷却を保証します。

RGBライティングのカスタマイズ

MAG CORELIQUID A15シリーズにはARGB GEN2 LEDが搭載されており、MSIのマザーボードに接続することで、MSI Centerを使ってライティングをフルカスタマイズすることができます。これにより、パソコンの外観も自分好みに仕上げることができます。

次世代電源ユニット

続いて、MEG Ai1600T PCIE5およびMPG A1250GS PCIE5も見逃せません。これらの電源ユニットはデュアルネイティブの12V-2×6コネクタを装備し、デュアルGPUのセットアップにも対応可能です。また、Intelの最新規格に完全準拠しており、システムの互換性も抜群です。

さらに、両モデルは80 Plus、Cybenetics、PPLPの三つの認証を取得しており、優れた性能と信頼性を提供します。今後のシステムアップグレードにも最適な選択肢と言えるでしょう。

MEG MAESTRO 900L PZ

そして、MSIが誇るフラッグシップモデルのMEG MAESTRO 900L PZは、従来のPCケースデザインを根本から再定義しています。このケースは、ステージディスプレイのインスピレーションを受けており、そのデザインはあらゆる方向から注目を集めます。

MEG MAESTRO 900L PZは、ATXおよびMini-ITXのデュアルシステム構成をサポートし、最大16個の120mmファンやデュアル420mmラジエーターを搭載できるため、冷却能力においても優れています。また、モジュラーマザーボードトレイによるカスタマイズ性の向上も大きな魅力です。

このように、次世代のPCケースとして設計されたMEG MAESTRO 900L PZは、パーソナライズ性と自己表現を求めるゲーマーたちに最適です。

MSIのビジョン

MSIは、ゲーミングブランドとしての地位を確立し、ユーザーが求める性能と機能を追求し続けています。自作PC市場に新たな風を吹き込むこれらの製品を通じて、より多くのゲーマーたちに新たな体験を提供することを目指しています。CES 2025での発表を機に、MSIがどのように市場を革新していくのか期待が高まります。