株式会社バリューデザイン(東京都中央区、代表取締役社長:林秀治)は、インドのプリペイドカードプロバイダーであるStellrと戦略的に提携することを発表しました。この連携により、両社はインドや南アフリカにおいてプリペイドカードの取り扱いを強化し、消費者がより多様な商品を利用できるようにします。
バリューデザインの取り組み
バリューデザインは、キャッシュレスサービス事業を展開し、独自の電子マネーサービス「Value Card」を提供しています。このサービスは、日本国内の12万店舗以上で独自のPayを発行することが可能で、特にインド市場では個人間ギフトや企業向けのキャンペーン賞品、従業員福利厚生用など多様な用途に応じた電子ギフトを提供しています。現在、インドでの導入店舗数は約11,400店舗にまで増加しています。
Stellrの視点
一方、Stellrはエンターテインメント、ゲーミング、ヘルス&ビューティー、フード&トラベルなど多彩なカテゴリに特化したプリペイドカードのプロバイダーで、さまざまな領域での事業を展開しています。特にゲーム分野においては、そのカードの種類が豊富で、消費者に対して魅力的な選択肢を提供しています。
双方のネットワーク活用と販路拡大
新たな連携によってバリューデザインとStellrは各自が保有するネットワークを双方向に活用し、ギフトカードの取り扱いを拡充させます。バリューデザインはAPIを通じて、企業が既存のプラットフォームにデジタルギフトカードソリューションをスムーズに統合できるよう支援します。また、Stellrはオムニチャネル機能を利用して、主要小売業者や銀行、eコマースプラットフォームと連携し、バリューデザインが提供するギフトカードを消費者に届けます。
近年、デジタルカードに対する需要が高まっている中、両社はデジタルギフトとプリペイドカード分野で培ったノウハウを駆使し、消費者に対して最適な選択肢を用意することで、マーケットの拡大を目指します。
会社概要
バリューデザインは、ペイクラウドホールディングス株式会社の100%子会社で、2006年に設立されました。本社は東京都中央区に位置し、キャッシュレス決済とマーケティングを組み合わせた様々な独自Payサービスを展開。その中には、クラウド型電子マネーサービス「Value Card」、店舗オリジナルアプリ「Value Wallet」、自社のQRコード決済サービスへの接続を可能にする「Value Gateway」、デジタルマーケティングツール「Value Insight」、さらにはデジタルギフトサービス「Value Gift」などが含まれています。
今後の両社の新たな取り組みに期待が高まる中、バリューデザインとStellrの事業拡大が、デジタル領域における新たな価値を創出することを期待しています。