ユーイズムと韓国の病院が医療機器評価で提携、国際展開を加速
ユーイズム株式会社(Uism)は、韓国の梁山釜山大学病院(PNUYH)のユーザビリティセンターと業務提携を結び、医療機器に関する包括的な評価支援を行います。この提携により、Uismは自身のクライアント企業のグローバルな展開をより一層強化し、日韓両国における医療機器のユーザビリティ評価をスムーズに進めることができる体制を整えていきます。
近年の状況と背景
国際的な医療機器市場では、ユーザーが実際に使用する際の安全性や効果を検証するために、Human Factors Engineering(HFE)に基づく評価が必要とされています。これまでもUismは日本国内や欧米の市場でHFE評価に関する支援を行ってきた実績がありますが、今回のPNUYHとの新たなパートナーシップにより、韓国市場を含む国際的なネットワークの形成が期待されます。
PNUYH医療機器ユーザビリティセンターの特長
梁山釜山大学病院のユーザビリティセンターは、韓国において医療機器のユーザビリティ評価を行う重要な機関です。特筆すべき点は、非首都圏に位置する医療機関として初めて、韓国試験所認定機構(KOLAS)の認定を受け、IEC 62366-1に基づく公認試験機関としての地位を築いたことです。
- - 豊富な実績: 2022年以降、評価件数が急増し、2024年末までに累計100件以上を達成する見込みです。特に年間30〜50件のユーザビリティテストを行う能力を持つ非首都圏唯一の医療機関です。
- - 国際的信頼性: KOLAS認定によって、同センターが発行する試験成績証明書は、アメリカ、欧州、アジアの主要国で広く認められています。
- - 先進的なテスト環境: 医療現場を模した4つの評価ラボや2つの観察室が完備されており、実際の使用状況に近い環境でのテストが可能です。
提携の意義
本提携によって、Uismは国際的なネットワークを基盤に、PNUYHと連携しながらお互いの強みを活かした体制を構築します。具体的には、次のような支援を行います。
1.
韓国企業のグローバル市場への進出サポート: 韓国企業が海外に進出する際、PNUYHが国内評価を行い、UismがReSight Globalを通じて、米国や欧州などへの進出を支援します。
2.
日本企業向けの韓国市場のテスト支援: Uismのクライアントが韓国市場向けのユーザビリティテストを必要とする場合、PNUYHのKOLAS認定施設を活用し、円滑なテスト実施をサポートします。
今後の展望
この業務提携を通じて、Uismは日韓の医療機器評価体制を結ぶ重要な架け橋となることを目指します。今後も、ReSight Globalグループの国際的なネットワークを活用し、安全で効果的な医療機器を世界中の患者に届けるサポートを続けていきます。
この提携に興味がある方、お問い合わせはユーイズム株式会社までお願いします。メール:
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