SDGsプロジェクトの詳細
2025-11-22 17:07:21

名古屋商科大学ビジネススクールが取り組む「SDGsプロジェクト」の最新情報

名古屋商科大学ビジネススクールにおける「SDGsプロジェクト」



名古屋商科大学ビジネススクールは、2020年度から産学連携型の教育プログラム「SDGsプロジェクト」に取り組んでいます。このプロジェクトは、実践的なフィールドワークと学術的な知見を融合したキャップストーン科目であり、国際的なビジネス環境でのリーダーシップ育成を目的としています。

プロジェクトの概要



「SDGsプロジェクト」は、ハーバードビジネススクールの「イマージョン・エクスペリエンス・プロジェクト」(IXP)の原則を元に策定されており、単なる理論的な学習ではなく、企業や行政、文化施設と手を組んで実際に課題に取り組む実践型の学びを提供しています。2025年度のプロジェクトでは、特にグローバル企業との連携を重視しており、ヤマハ発動機株式会社との協力により国際的な視点から持続可能なビジネス戦略を探求しています。

外国人留学生とのコラボレーション



本年度のプロジェクトには、13か国から集まった16名の外国人留学生が参加しており、彼らはヤマハのシニアスーパーバイザーやマネージャーと直接対話を行い、SDGs戦略や企業の持続可能な運営についての知識を深めています。具体的には、ヤマハの国際戦略の分析や、そのビジネスに対する提案を行い、ヤマハ社員とのディスカッションを通じて新しいビジョンを共有しています。

参加者の視点と学び



このプロジェクトに参加する学生たちは、企業活動の現場で目的志向の学びを体験し、戦略的思考やグローバルな視点を養っています。さらに、ヤマハのスタッフも多様な背景を持つ留学生から新たな視点を受け取ることで、革新につながるインスピレーションを得ることができます。

過去のプロジェクト実績



「SDGsプロジェクト」は、2020年から2023年度にかけて地域密着型の持続可能性と文化保存に焦点を当てた活動を展開してきました。
  • - パートナー企業: 株式会社リコー、株式会社恵那川上屋、岩村醸造株式会社

主な活動内容



  • - 自然保護の理解: リコーえなの森を活用し、企業としての社会的責任や長期的な自然保護の取り組みについて学ぶ。
  • - 文化施設の視察: 中山道広重美術館を訪問し、文化施設が地域活性化や持続可能な開発に与える影響を考察。
  • - 新商品開発: 株式会社恵那川上屋の取り組みを解析し、代表と共に新商品の開発や販路拡大のスマートデジタル活用を提案。
  • - 伝統産業の学び: 岩村醸造株式会社の視察を通じ、伝統産業でのサステナビリティの実践について得る。
  • - 公共政策の理解: 恵那市役所を訪れ、持続可能な公共政策に関するアプローチを学ぶ。それに加え、ボランティア同士が地域社会との連携を深める活動も行っています。

一貫した教育理念



名古屋商科大学ビジネススクールでは、週末を利用したMBA取得や税理士養成課程など、実践的なケースメソッドによる経営教育を行っており、三大国際認証(AACSB、AMBA、EQUIS)の全てを取得している国内唯一のトリプルクラウン校として、世界水準の教育を提供しています。QSとFTによるMBAランキングでは、国内1位の評価を獲得しており、PIMの正会員でもあります。これにより、名古屋商科大学は未来を担うビジネスリーダーの育成に向けて、持続的に貢献していくことを目指しています。


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