KDDI Digital Lifeによる「povo2.0」公式サイトリニューアルの成功
KDDI Digital Life株式会社が運営するスマートフォンブランド「povo2.0」が、公式サイトの全面リニューアルを実施しました。この新サイトの開発には、株式会社エートゥジェイが提供するCMS「SiteMiraiZ」が採用され、運営コストはなんと62%削減され、コンバージョン率も3.2%向上という成果を上げています。これは、一般的には難しいとされる認知度向上に直結した結果とも言えます。
Smarphone Firstな「povo2.0」
「povo2.0」は、2021年9月にサービスを開始し、月額基本料金や解約金が0円という新しい形態でのプリペイドスマホサービスを展開しています。顧客は必要な機能やデータ量を自由に選べる「トッピング」方式を採用しており、これにより効率的で柔軟な利用が可能となっています。特に、若年層やビジネス利用者に支持されており、着実に顧客ベースを拡大しています。
リニューアルの背景
公式サイトのリニューアルに至る経緯としては、既存サイトがPC中心の設計でありながら、スマートフォンからのアクセスが80%を占めていたものの、携帯端末に最適化されていなかったことがあります。また、外部代理店に大きく依存していたため、ページ修正や公開作業において時間やコストがかかり、さらにサイト構造の複雑さからSEO評価が低下するという問題も抱えていました。
こうした背景を鑑みて、KDDI Digital Lifeは「スマホファーストのUI/UXへの刷新」「運用の内製化」「SEOの強化」という目的で新たなCMS導入を決定。最終的に直感的で高度なセキュリティを備えた「SiteMiraiZ」が選ばれ、サイトリニューアルが実施されました。これにより、運営企業は自らの手で運用を行うことが可能となり、社内での更新作業が簡素化されました。
新サイト改善点
最新の公式サイトは、スマートフォンでのユーザビリティを重視した画面設計となっており、訪問者が目的のページに迷うことなくアクセスできるよう、シンプルで直感的なメニュー構成が実現されました。また、ユーザーが参加するコンテンツや情報も充実させた結果、直帰率は従来より3%減少し、訪問者の満足度が向上しました。
加えて、運営コストの62%削減に成功し、部門の効率性が高まった結果、情報発信のスピードも大幅に向上しました。これにより、キャンペーン情報や新サービスの告知もタイムリーに行えるようになり、マーケティング活動の迅速化も実現しています。
SEO強化とユーザー体験
新しいサイトでは、見出しやURL構造を整理し、検索エンジンでの評価も高まっています。結果として、検索結果からの訪問者数が増え、さらなる利用者獲得につながっています。また、すべてのユーザーに使いやすいサイトを提供することで、ブランド全体のイメージが向上し、多様な顧客層のニーズにも応えることができています。
担当者のコメント
KDDI Digital Lifeの担当者は、「リニューアル後、操作性が向上し、費用対効果も高まったと感じています。このCMSを使えば、専門知識がなくても社内でスムーズにサイト運営が行えます。利便性が向上したことで、運営方針も大きく変わりました」と述べています。
このように、新しく生まれ変わった「povo2.0」公式サイトは、より多くのユーザーに親しみやすいオンライン体験を提供し、今後の成長が期待されています。