AI時代の新しい新人育成法『仕事の進め方 with AI』が登場
株式会社NEWONE(東京都港区)、代表取締役の上林周平氏がリードするこの企業は、「AI時代の新人育成」を再定義する新プログラム『仕事の進め方 with AI』を発表しました。本プログラムの狙いはただ「AIが使える新入社員」を育成することではなく、AIを有効に活用しつつ、成果を生み出せる新人を育てるという点にあります。
背景
近年、生成AIの技術が急速に進化しており、新入社員であっても資料作成や情報整理が短時間で行えるようになっています。しかし、NEWONEは「AIを扱えること」と「結果を出せること」は異なると考えています。研修ではAIを使うことが目的化されるのではなく、AIと共創することで仕事の本質や成果を理解できる新入社員の育成が重要です。
多くの企業がAIを取り入れる中、新人育成では以下のような課題が浮上しています。
- - AIが出す結果をそのまま信じて使用してしまう。
- - 誤解を招くアウトプットが生成されても気づかない。
- - AIの回答に頼り過ぎて、自分で考えるプロセスが養われない。
これらは全て、『AIの使い方が未熟だから』と単純に捉えるのではなく、AIが効率化を進めることによってこそ、思考や価値設計が人間にとってさらに重要であるという認識が必要です。事務作業がAIに任せられることで、社員が主体的に考える力や成長実感を失うおそれがあるのです。
プログラム開発の狙い
『仕事の進め方 with AI』では、AIが新入社員のサポート役となることを目指しています。情報収集やアウトプットの質、スピードを向上させつつ、仕事の目的や背景を理解する力、関係者の期待を把握する力、最終的に成果に結びつける力を育てていくことが核心です。
本プログラムは、AIを「答えを出す存在」ではなく、「思考を深めるパートナー」として位置づけており、アウトプットを成果に結びつけるための土台を築くことを目的としています。
プログラムの特徴
『仕事の進め方 with AI』で特に注目される点は次の通りです:
1.
目的・背景を捉える視点:AIの活用に先立ち、仕事の本質を理解する。
2.
違和感に気づく力:AIの出力を鵜呑みにせず、自ら検証・改善する思考を育む。
3.
AIとの共創:AIを思考のパートナーとして利用する。
4.
アウトカムから逆算する感覚:成果につながる仕事を設計する能力の養成。
このプログラムは、企業ごとの業務特性や課題に応じてカスタマイズが可能であり、新入社員向けに5時間から終日かけて、オンラインまたは対面で実施されます。
まとめ
NEWONEは「他にはない、新しい(new one)価値を生み出す」という理念のもと、企業向けの人材育成や組織開発を行っています。新プログラム『仕事の進め方 with AI』を通じて、AI時代に必要なスキルを持った新入社員の育成を目指しています。詳しい情報やプログラムの資料は、公式サイトからダウンロード可能です。
株式会社NEWONEの概要
- - 所在地:東京都港区虎ノ門3丁目4−7 虎ノ門36森ビル9階
- - 設立:2017年9月1日
- - 代表者:上林周平
- - URL:NEWONE
この新たな取り組みが、今後の新人育成にどのような影響をもたらすのか、注目が集まります。