国際交流協定の締結
2025-09-30 01:42:25

岡山大学とタイの大学ががん治療研究で新たな連携を開始

岡山大学とスラナリー工科大学の国際連携



国立大学法人岡山大学は、タイのスラナリー工科大学(SUT)とホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の研究推進に向けて2025年9月24日に国際交流協定を締結しました。これは、岡山大学の中性子医療研究センター(NTRC)とSUTの共同研究を通じて、がん治療におけるBNCTの発展を強化する重要なステップです。

調印式の概要



調印式はタイのスラナリー工科大学のキャンパスで行われ、同大学のポーンシリ・ジョンコル学長代理や幹部らが参加しました。岡山大学からは、成瀬恵治教授(NTRCセンター長)と井川和代特任准教授が出席し、研究協力の重要性について意見を交わしました。この協定は、両大学の強みを活かした共同研究を通じた社会貢献の意欲も確認されました。

未来に向けた期待



今回の提携により、タイと日本の科学技術分野における国際協力が新たに進展し、地域社会の発展にも寄与することが期待されています。特に中性子医療研究センターは、2017年に設立されて以来、独自の研究アプローチでBNCT研究を推進してきました。副理事の佐藤法仁氏は、この協定が新しい研究の発見と待望の治療法の開発を加速すると期待しています。

岡山大学の今後の取り組み



岡山大学はこの協定を基に、研究成果を社会に還元し、地域に貢献する新たな取り組みを続けていく意向です。医療技術の発展を通じて、多くの患者に希望をもたらすことが目指されています。また、今後の国際的な学術交流や研究発表を通じて、さらなる発展が期待されています。

まとめ



今回の協定は岡山大学が地域中核の特色ある研究大学として進むべき道をさらに広げるものであり、全国的な研究拠点としての役割を果たすことにもつながるでしょう。地元岡山の皆さまにも、岡山大学中性子医療研究センターの活動にぜひご期待いただきたいと思います。これからの国際交流を通じて、新たながん治療法の発展に向けた挑戦が続いていくことを心待ちにしています。


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