岡山大学の特別な瞬間-金光賞授賞式
2025年11月1日、岡山大学の津島キャンパスで「金光功労賞」、「金光奨励賞」、「金光賞」の授賞式が開催されました。この式典は、同大学のホームカミングデイの一環として行われ、温かい雰囲気の中で進行しました。家族や関係者が集まり、受賞者の功績を称える機会として大変意義深い時間となりました。
授賞式の概要
授賞式は、岡山大学の学長である那須保友氏が主催し、故金光富男氏の寄付を背景に行われます。この賞は、教育・研究・社会貢献の分野で顕著な業績を挙げた個人や団体を顕彰することを目的としています。
受賞者の紹介
今年度は以下のような優れた業績を収めた受賞者が選ばれました。
- - 金光功労賞には、鈴木信弘教授が受賞しました。鈴木教授は、植物病原糸状菌における新しいウイルスの発見や、ウイルス間の共生関係に関する研究で、国際的な評価を受けています。彼の業績は名だたる学術誌に発表され、世界的に注目されています。
- - 金光奨励賞は、「教育推進機構」と「総務部人事課」が受賞しました。「教育推進機構」は、全国の国立大学において先駆的な教育改革「Target2025」を実施し、「総務部人事課」は、J-PEAKS事業を通じて高度専門職制度の構築に寄与するなど、多くの新しい試みをシンポジウムで発表しました。
- - 金光賞では、大学院生と学部生の各部門で、19名の学生が受賞しました。彼らは顕著な研究業績や国際的な活動経験を有しる4年生として選ばれました。
授賞式の中の感謝の言葉
式典では、那須学長が故金光氏への感謝の意を表し、受賞者へ祝辞を贈りました。また、岡山大学Alumni会長の小長啓一氏からも、受賞者への祝福と故金光氏への感謝の言葉が交わされ、感動的な瞬間が刻まれました。参加者全員がそれぞれの思いを共有し、明るい未来への期待が広がりました。
今後の展望
岡山大学は、優れた研究や社会貢献に邁進する個人や団体を今後も引き続き顕彰し、更なる発展を目指していくと発表しています。地域に根差した研究大学として、これからも期待が高まる取り組みが続けられることでしょう。
金光賞について
金光功労賞は、卒業生や教職員の功績を称えるもので、金光奨励賞は、特に顕著な成果を上げた個人や団体を選定します。金光賞は、大学院生や4年生の優れた業績が評価される制度です。各賞の詳細や歴史については、公式サイトでの確認をぜひご覧ください。
岡山大学は地域と共に成長し、持続可能な社会を築くための取り組みを続けています。大学のイニシアティブやアクティビティに注目し、さらなる発展を見守りましょう。