江戸東京たてもの園の秋イベント
2025年11月22日(土)と23日(日・祝)の二日間、江戸東京たてもの園で「夜間特別開園 紅葉とたてもののライトアップ」が開催されます。このイベントは、秋の深まりを感じながら、歴史的建物をライトアップし、昼間とは異なる趣を楽しむ絶好の機会です。
特別な夜の開園
本イベントは、16:30から20:00まで延長され、特に色づき始めた紅葉と共に、園内の歴史的建物があたたかな光に包まれます。開園は午前9:30から、入園は19:30までですが、特に夕方からの訪問をおすすめします。
この特別な夜間開園では、建物の中に灯る火のぬくもりを感じることができ、民家や洋館の囲炉裏や暖炉に実際に火が入れられ、その温かさを体験できます。また、昔のあかりを体感できるコーナーも設置されており、かつての人々の暮らしを垣間見ることができます。
多彩なプログラム
イベント期間中には、多彩なプログラムが展開されます。たとえば、江戸時代の民家「綱島家」では囲炉裏に火を灯す「民家の炉焚き」、そして「デ・ラランデ邸」では暖炉に火を入れる体験が楽しめます。
特に注目すべきは、「仕立屋」内の復元ガス灯が特別に点灯され、古き良き東京の雰囲気を感じることができます。また、「子宝湯」では男湯の浴槽に清水を張り、ライトアップされた浴室内の幻想的な雰囲気を楽しめます。
さらに、万徳旅館内での昔のあかり道具の展示や体験コーナーでは、行灯や灯油ランプの明るさを実際に体感し、昔の暮らしを想像することができます。
伝統とアートの融合
このイベントでは、日本の伝統的な文様を施した竹灯籠が配置された小道や、たてもの文様を切り取った影絵を楽しむコーナーも設置されています。11月22日には手話通訳付きの切り紙づくりワークショップがあり、参加者は自らの手で行灯を作り上げることができます。
キャンドルナイトと軽食
夜のライトアップに彩りを添えるのが、約1,000個のキャンドルがともるキャンドルナイトです。ゆらめくキャンドルの光は、幻想的な雰囲気をかもし出し、訪れる人々に特別なひとときを提供します。さらに、日中に構えたキッチンカーが出店し、あたたかい飲み物や軽食も楽しめます。
来園のご案内
イベントに参加をご希望の方は、オンラインチケットの事前予約をお勧めします。混雑が予想されるため、特に日没前後の時間帯は早めの来園を検討してください。江戸東京たてもの園は、江戸時代から昭和中期までの歴史的建物が集まった野外博物館で、文化的価値の高い建物を通して、日本の歴史と文化を感じることができる貴重な場所です。
公式ウェブサイト
このイベントに関する詳細やチケットの購入は、公式ウェブサイトをご覧ください。江戸東京たてもの園での歴史的な夜を、ぜひ体験してください。
江戸東京たてもの園公式ウェブサイト