髙松建設、健康経営の優良法人に認定
髙松建設株式会社は、このたび「健康経営優良法人2025」に認定され、その優れた健康経営の実践が評価されました。この認定制度は、経済産業省と日本健康会議が共同で実施しており、特に優れた健康経営を行う企業を広く認知させることを目的としています。
健康経営優良法人認定制度とは
この制度は、企業の健康経営の取り組みを「見える化」し、従業員や求職者がその企業の社会的価値を理解できるようにするためのシステムです。また、金融機関や関係企業からの評価も得られるため、企業としての信頼性を高め、より良い環境作りに寄与します。
髙松建設の主な健康促進活動
髙松建設では、様々な健康促進活動を実施しています。以下にその主要な取り組みを紹介します。
1. 運動習慣の改善
同社では、本社ビルにおいて「2アップ3ダウン」の階段利用を推奨しています。この方法は、利用者が階段を定期的に利用することを促進するための方針です。さらに、毎朝の始業時には各部署や現場ごとにラジオ体操を実施し、全社員の身体活動を促進しています。
特に60歳以上の社員を対象に、ロコモティブシンドロームをチェックし、専門の柔道整復師から運動指導を受けることができるプログラムも導入されています。
2. 感染症予防の取り組み
インフルエンザの集団感染を防止するために、社内では集団予防接種を実施しています。また、社員とその家族に対して、肺炎球菌、風疹や帯状疱疹などのワクチン接種の費用の補助を行っており、これにより社員の健康を守る体制を整えています。
3. 口腔内の健康維持・向上
髙松建設は社内各所で集団歯科検診を実施しており、口腔の健康をチェックし、クリーニングや歯磨き指導も行っています。この取り組みは、口腔内の健康を維持するだけでなく、全体的な健康の向上にも寄与しています。
4. 重症化予防の強化
健診費用を手厚く補助し、二次検査を促進するための取り組みも盛り込まれています。検査費用は全額補助されるため、社員は安心して必要な健康診断を受けることができます。
髙松建設の健康経営宣言
企業理念として、「全ての人々に『リレーションシップ』を感じてもらえるユニークなグッドカンパニーを目指す」という目標を掲げています。これは単に業績を上げることだけでなく、社員やその家族の心身の健康を重視する姿勢が反映されています。
さらに、髙松グループ全体での「TCG 2030 vision」に基づき、社員が働きやすい環境を作り、多様な人材が活躍できる組織を目指しています。専門職や健康保険組合と連携しながら、社員の健康を守るための努力を続けています。
総括
髙松建設のように健康経営に力を入れる企業は、社会的な評価が高まり、従業員のモチベーション向上にもつながります。これからも、健康経営の先進的な取り組みを通じて、多くの企業が見習うべき成功例となることでしょう。