QOL向上の新たな取り組み
2025年4月1日、株式会社明治安田総合研究所と明治安田生命保険相互会社、国立大学法人弘前大学が共同で「明治安田×弘前大学 QOL共創研究所」を設立しました。この研究所は、個人の健康状態や生活習慣に基づいて、生活の質(Quality of Life、略してQOL)を向上させるための研究を推進することを目的としています。
共同研究の背景と目的
この取り組みは、弘前大学が2018年に開設した「未病科学研究講座」との連携をさらに深める形で進んでいます。この研究を通じて、地域住民の健康促進に寄与し、健康状態の予測モデルや健康啓発イベントの実施など、多岐にわたる研究成果を生み出してきました。
今回の設立により、三者の協力関係はさらに強化され、今後は新たな価値を創出するための研究を進めていくことになります。また、これまでの研究基盤を活かし、社会に実装できる成果の創出も重要なテーマとなります。
主な研究テーマと展望
「明治安田×弘前大学 QOL共創研究所」では、将来の健康状態を予測するモデルの開発や、明治安田が企画した健康啓発型イベント「QOL健診」のさらなる進化に注力します。このイベントは、参加者が楽しく自身の健康状態を測定できるもので、健康への興味を促進することを目的としています。
研究チームと構成
研究所の運営チームは、弘前大学の教授陣を中心に構成されています。玉田教授、村下教授、伊東教授、三上教授がそれぞれ専門分野の知識を持ち寄り、健康科学の最先端研究を追求します。また、明治安田からも、研究所長である森本社長以下、各専門家が参画し、企業としての視点から実用的なアプローチを行います。
社会への貢献と未来
この共同研究を通じて、明治安田と弘前大学は、日本社会における健康寿命の延伸に寄与することを目指しています。特に超高齢社会が進展する中で、人々が健康で豊かな生活を送るための手助けをすることは、社会全体にとって大きな意義を持つものです。
研究所の設置期間は2025年4月から2028年3月までを予定しており、その間に得られた成果を地域社会へと還元するプロジェクトが展開されることでしょう。大きな期待が寄せられる「明治安田×弘前大学 QOL共創研究所」の活動に注目です。
詳細な情報については、弘前大学の公式ウェブサイトや明治安田のプレスリリースをご参照ください。