ジーニーと富士薬品の実証
2025-05-16 15:45:08

ジーニーと富士薬品が動画広告配信機能の実証を開始

ジーニーと富士薬品が新たな動画広告配信機能を検証開始



株式会社ジーニーは、株式会社富士薬品とともに、配置薬事業向けタブレットへの動画広告配信機能の検証をスタートしました。今回の取り組みにより、より効率的な広告配信が可能になると期待されています。

背景


富士薬品は、これまでジーニーが提供する営業管理ツール「GENIEE SFA/CRM」を活用して営業活動の効率化や顧客データの管理を行ってきました。今回、これら蓄積された顧客データを基に、リテールメディアの構築に両社で取り組むことが決まりました。第一弾として、複数のジーニーのプロダクトを組み合わせ、配置薬事業に特化した動画広告の配信機能の検証を行います。

今回の取り組みについて


具体的には、富士薬品の販売員が使用するタブレットに「GENIEE DSP」から動画広告が配信される仕組みになります。この仕掛けにより、販売員が訪問先で顧客に直接広告を見せることができるようになります。また、広告の効果を測定するための分析機能も搭載されており、インプレッション数や視聴完了率をリアルタイムで把握することが可能です。首都圏の営業所がこの検証の対象となり、各種の指標がモニタリングされます。

未来の展望


今後の展開としては、タブレット内のアプリや「GENIEE SFA/CRM」のデータとの連携が考えられています。これにより、訪問先の顧客の属性に応じて広告の内容を調整することが可能になる見込みです。また、将来的には富士薬品のECサイトとの連携や、ドラッグストア「ドラッグセイムス」の店舗内でのサイネージ広告配信にも展開される予定です。このように、オンライン・オフライン両方の環境での広告配信が進むことで、リテールメディアの可能性が大きく広がります。

富士薬品について


富士薬品は1930年に富山市で配置薬販売業として設立され、現在ではドラッグストアや調剤薬局、医薬品の製造・販売など多岐にわたる事業を展開しています。全国規模で「セイムス」というブランド名の下、一貫したサービスで人々の健康を支えてきました。

会社概要


富士薬品


  • - 社名: 株式会社富士薬品
  • - 代表者: 高柳 昌幸
  • - 本社: 埼玉県さいたま市大宮区
  • - 設立日: 1954年4月
  • - 事業内容: 配置薬販売、ドラッグストア、医療用医薬品、製造・研究開発
  • - URL: 富士薬品公式ウェブサイト

ジーニー


  • - 社名: 株式会社ジーニー
  • - 代表者: 工藤 智昭
  • - 本社: 東京都新宿区
  • - 設立日: 2010年4月
  • - 事業内容: 広告プラットフォーム、マーケティングSaaS、海外事業
  • - URL: ジーニー公式ウェブサイト

広告プラットフォーム「GENIEE DSP」


「GENIEE DSP」は広告主の利益を最大化するためのプラットフォームで、豊富な広告在庫を活用した多様な買付手法を提供しています。効果的な広告運用が可能になるこのサービスは、今後のデジタル広告市場での進化を象徴しています。

この新たな取り組みは、顧客とのインタラクションを深め、広告体験を変えていく可能性を秘めています。今後の展開に目が離せません。


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