iUとNASEFが連携
2025-01-15 10:44:50

iUとNASEF Japanが教育的eスポーツで連携し未来の人材育成を推進

iUとNASEF Japanが教育的eスポーツで連携



2024年12月、東京都墨田区にあるiU(学長:中村伊知哉)は、NASEF Japan(理事長:松原昭博)と教育的eスポーツ「eeスポーツ」を対象とした連携協定を締結しました。これにより、両者は教育分野でのeスポーツをさらに推進し、次世代の人材育成に寄与していきます。

教育的eスポーツの推進施策


すでに始動しているこのプロジェクトでは、以下の施策が計画されています。
1. 大会への人員派遣: NASEF Japanが主催する全日本高校eスポーツ選手権の運営にiUから人員を派遣。
2. メルマガの運営サポート: iUeスポーツプロジェクトが、2025年より発行されるNASEF Japanの定期メルマガの運営をサポート。教育関連の情報を届ける役割を担います。
3. 正規科目の設置: 2025年度から「eスポーツ」という正規科目を開講し、NASEFからの助言を受けてカリキュラムを充実させる計画です。

また、NASEF USAが実施しているeスポーツに関する調査研究を日本に持ち込み、他の教育機関とも連携して研究を進めることも視野に入れています。

NASEF Japanについて


NASEF Japanは、2020年に設立された特定非営利活動法人で、アメリカのNASEFが持つ豊富なコンテンツや教育研究を日本に導入し、独自の教材開発や教育者のネットワーク構築に取り組んでいます。主な活動には、eスポーツを活用したSTEAM教育の推進があり、次世代のクリエイティブ人材やグローバル人材の育成を目指しています。これまでの活動として、『eスポーツ国際教育サミット』や『NASEF JAPAN Major Tournament』が挙げられます。

iUのeスポーツ戦略


iUは「ディプロマポリシー」で掲げるイノベーション人材の育成を強化するために、「iU eスポーツ戦略」を策定しました。この戦略では、eスポーツを教育や研究活動の中心に位置付け、関連企業とのプロジェクトを進める計画が立てられています。具体的には、以下の6点が挙げられます。
1. 実践的なカリキュラムの構築
2. eスポーツ活動に対する単位認定
3. 学内施設の整備
4. 学校コミュニティの形成
5. 地域貢献活動の展開
6. 各種イベントの実施

教員紹介: 江端浩人


iUの専任教員である江端浩人氏は、アメリカ・ニューヨーク出身。スタンフォード大学で経営学修士(MBA)を取得し、様々な企業でのマーケティング経験を経て現在に至ります。iUでは起業論を担当しながら、2023年からeスポーツプロジェクトを推進。2025年度には新しいeスポーツの授業を提供予定で、次世代のデジタル人材の育成に注力しています。

今後、iUとNASEF Japanの連携がどのような成果を生み出すのか、目が離せない展開が期待されます。


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